「ネオジム磁石」とはなんなのか?
☆「ネオジム磁石」とはなんなのか?
パソコンなどで利用するハードディスクドライブに、ネオジム磁石なる金属が数パーセント含まれていて、貴重だそうです。
どんなものなのかの覚書です。
元となる金属は、「レアメタル」と呼ばれる希少な金属、レアメタルは、31種類あるが、その中の1つの
「希土類元素(きどるいげんそ)(レア・アースともいう)」という金属。
その希土類元素を利用して作られる「永久磁石」(永久と書かれていますが、磁石の性質を長い間保持し続ける物体のこと)を、
「希土類磁石(きどるいじしゃく)」という。
その希土類磁石の1つが、「ネオジム磁石」で、希土類磁石のうちで最も強力とされている。
ネオジウム磁石とも呼ばれる。
1984年に発明。
磁力を必要とする様々な製品を、小型化、高性能化させるのに役立つ。
2014年の7月にネオジム磁石のアメリカがもっていた基本特許が切れたようです。
これが理由で、以降、商品が多く出回っているようです。
日本では、日立金属がネオジム磁石関連の周辺技術のいくつかの特許を持っている模様。
・強い磁力を持つ(通常の磁石の10倍以上と言われる)。
数cmの大きさ(コインサイズ)で、10kg程も持ち上がられる
「磁石の中でも、最も強力」。
その驚異的な磁力を利用して、利用は多岐に渡る。
・非常に錆びやすい(ので、ニッケルでメッキする事が多い)。
・水分や塩分に弱い。
・使用できる温度が低い(弱いものは、80℃以下とか)。
熱い所では、磁力が弱くなる模様。
300℃の過熱で、磁力を失う?
・壊れやすい
・取り扱い注意
強力なので、指を挟まれると骨が粉砕の危険。
ネオジム磁石同士をくっつけると、まっすぐには引き離せない。
磁気を使ったカードに近づけると破壊の可能性。
・ハードディスクドライブ(ヘッド(読み書きする装置)の駆動に使用されているようです)。
・CD・DVDプレーヤー(駆動モーター)
・携帯電話(スピーカー)
・携帯電話(バイブレーション用の超小型モーター)
・ヘッドフォン(音質が向上するらしい)
・電車(駆動用)
・電気自動車(モーター駆動用)
・ハイブリッドカー(駆動用)
・エレベーター(駆動用)
・磁選機
・工作機械
・産業用ロボット
・MRI
・肩こりや腰痛改善用の医療用健康器具
・車にアクセサリーを取り付け
・100均にも、超強力マグネットとして、小さいのが売っている(子供が飲み込む危険はある)
約1万トン。(2011年時点)。
ただ、ネオジムは、ほとんど中国から輸入に依存。
中国から輸入に依存しているのに、捨てたら勿体ないと、
例えば、ハードディスクドライブの外側から、磁気センサーで、ネオジム磁石の位置を調べ、
その部分をくり抜き、粉砕。
そして、純度の95%のネオジム磁石を回収したりしているようです。
超強力マグネット程度の使い方なら問題ないのでしょうが(子供が飲み込む危険はある)、
かなり強力な磁石のようで、扱い方を間違えると、怪我をするようで注意です。
興味本位に、2個だけ欲しいとは思ったんですが、
アメリカで、強力磁石を使った(ネオジム磁石ではない?)、
沢山の小さなパチンコ玉みたいなものを、くっつけて形を作って遊ぶおもちゃ
があったようなんですが、
これを子供が飲み込んでしまうという事態(手術しなければ、死に至ることにもなる)を恐れ、
2012年に販売停止されているようです。
小さい子供がいる所に、そんな小さなマグネットを放置は危険でしょうね。
インターネット通販では、いっぱい売っているようで、
使用方法も考え方によっては、工作やアートと、多岐に渡るようなので、
危険性も考えた上で、使い方次第と言う所でしょう。
記載:2018年02月頃
パソコンなどで利用するハードディスクドライブに、ネオジム磁石なる金属が数パーセント含まれていて、貴重だそうです。
どんなものなのかの覚書です。
・ネオジム磁石とは?
元となる金属は、「レアメタル」と呼ばれる希少な金属、レアメタルは、31種類あるが、その中の1つの
「希土類元素(きどるいげんそ)(レア・アースともいう)」という金属。
その希土類元素を利用して作られる「永久磁石」(永久と書かれていますが、磁石の性質を長い間保持し続ける物体のこと)を、
「希土類磁石(きどるいじしゃく)」という。
その希土類磁石の1つが、「ネオジム磁石」で、希土類磁石のうちで最も強力とされている。
ネオジウム磁石とも呼ばれる。
1984年に発明。
磁力を必要とする様々な製品を、小型化、高性能化させるのに役立つ。
2014年の7月にネオジム磁石のアメリカがもっていた基本特許が切れたようです。
これが理由で、以降、商品が多く出回っているようです。
日本では、日立金属がネオジム磁石関連の周辺技術のいくつかの特許を持っている模様。
・ネオジム磁石の特徴
・強い磁力を持つ(通常の磁石の10倍以上と言われる)。
数cmの大きさ(コインサイズ)で、10kg程も持ち上がられる
「磁石の中でも、最も強力」。
その驚異的な磁力を利用して、利用は多岐に渡る。
・非常に錆びやすい(ので、ニッケルでメッキする事が多い)。
・水分や塩分に弱い。
・使用できる温度が低い(弱いものは、80℃以下とか)。
熱い所では、磁力が弱くなる模様。
300℃の過熱で、磁力を失う?
・壊れやすい
・取り扱い注意
強力なので、指を挟まれると骨が粉砕の危険。
ネオジム磁石同士をくっつけると、まっすぐには引き離せない。
磁気を使ったカードに近づけると破壊の可能性。
・ネオジム磁石を使った製品など
・ハードディスクドライブ(ヘッド(読み書きする装置)の駆動に使用されているようです)。
・CD・DVDプレーヤー(駆動モーター)
・携帯電話(スピーカー)
・携帯電話(バイブレーション用の超小型モーター)
・ヘッドフォン(音質が向上するらしい)
・電車(駆動用)
・電気自動車(モーター駆動用)
・ハイブリッドカー(駆動用)
・エレベーター(駆動用)
・磁選機
・工作機械
・産業用ロボット
・MRI
・肩こりや腰痛改善用の医療用健康器具
・車にアクセサリーを取り付け
・100均にも、超強力マグネットとして、小さいのが売っている(子供が飲み込む危険はある)
・日本国内での生産量
約1万トン。(2011年時点)。
ただ、ネオジムは、ほとんど中国から輸入に依存。
・ネオジムの回収
中国から輸入に依存しているのに、捨てたら勿体ないと、
例えば、ハードディスクドライブの外側から、磁気センサーで、ネオジム磁石の位置を調べ、
その部分をくり抜き、粉砕。
そして、純度の95%のネオジム磁石を回収したりしているようです。
・感想など
超強力マグネット程度の使い方なら問題ないのでしょうが(子供が飲み込む危険はある)、
かなり強力な磁石のようで、扱い方を間違えると、怪我をするようで注意です。
興味本位に、2個だけ欲しいとは思ったんですが、
アメリカで、強力磁石を使った(ネオジム磁石ではない?)、
沢山の小さなパチンコ玉みたいなものを、くっつけて形を作って遊ぶおもちゃ
があったようなんですが、
これを子供が飲み込んでしまうという事態(手術しなければ、死に至ることにもなる)を恐れ、
2012年に販売停止されているようです。
小さい子供がいる所に、そんな小さなマグネットを放置は危険でしょうね。
インターネット通販では、いっぱい売っているようで、
使用方法も考え方によっては、工作やアートと、多岐に渡るようなので、
危険性も考えた上で、使い方次第と言う所でしょう。
記載:2018年02月頃
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