忘れる前に覚書。優しい文章を目指します。
ザ・覚書 ザ・覚書
出来るだけ子供にも、わかりやすいように書いて行きたいと思います。

PCバージョンでサイトを表示しています。
【ザ・覚書 3クリックアンケート実施中】
暑さの一番の原因はなんだと思いますか?
あなたの支持する政党はどの党ですか?
ザ・覚書のトップページに戻る今のページの関連ページのリストへ

GDPとGNPとGNIの違い

☆GDPとGNPとGNIの違い

GDPとGNP、そしてGNI。
どれも日本の総生産関係の事を言っているのは知っていますが、
どれがどうで何? と聞かれるとハッキリは答えられません。

そこで調べた覚書です。





・GDP(国内総生産)


日本語でいうと「国内総生産」。

短縮せずに書くと、「Gross Domestic Product」。
Gross:統計
Domestic:国内の
Product:製品・産物

国内の生産物の統計
簡単に言うと、「海外は除く」国内で稼いだ合計。

国内で生産されたサービスや物の生産額。
ただし、それぞれの付加価値は、原材料や中間生産物は引いた値。
国内にいる外国人、外国企業のもうけも含む。
海外に出稼ぎに行った人の分は含まれない。

例えば、
農家が「いも」を、製造メーカーに売る(10円)。
製造メーカーが「ポテトチップス」を作って、お店に卸す(50円)。
お店がお客に売る(100円)。
の場合、

農家が生み出したもの:10円
製造メーカーが生み出したもの:50-10=40円
お店が生み出したもの:100-50=50円

10+40+50で、100円。

よって、
総生産は100円。
らしいです。

(10+50+100=160円ではありません。)


こういう取引等を、国内全部の分、足していくと、
国内総生産になります。

通常は、GDPが増えるという事は、生産なんかが増えているという事で、
経済的には、国が豊かになって来ているという事になります。
逆に減ると、経済的には、国が貧しくなって来ているとなります。
下がるという事は、消費が落ちているというわけだけではなく、生産力も落ちたという事になるようです。

「経済の1つの指標」とも呼ばれる。
GDPの6割ほどが、個人消費と言われる。


日本のGDPは、内閣府のページで確認出来ます。こちら

1年間を四期に分けて表すようです。
参考:
 実質GDP成長率 年換算(かっこ内は国内総生産)
 2013年10-12月期:-1.6% (526.5兆円)
 2014年1-3月期:6.7%(消費税8%にアップ直前) (535.0兆円)
 2014年4-6月期:-7.3%(消費税8%にアップ直後) (525.0兆円)
 2014年7-9月期(速報値):-1.6% (522.8兆円)
「その前の3か月と比べて」どうだったかが%で表される。
「-」が続けば更に下がったとなる。


世界のGDPを見ると、2012年では
1位:アメリカ
2位:中国
3位:日本
4位:ドイツ
5位:フランス
の順のようです。


・GNP(国民総生産)


日本語でいうと「国民総生産」。

短縮せずに書くと、「Gross National Product」。
Gross:統計
National:国民
Product:製品・産物

(GDPとは、2つ目の単語が違います。(国内→国民))

国民の生産物の統計
簡単に言うと、国民の稼いだ合計。


国内で「国民に」生産されたサービスや物の生産額。
ただし、それぞれの付加価値は、原材料や中間生産物は引いた値。
国内にいる「1年以上日本にいる外国人」、「1年以上日本にある外国企業」のもうけも含む。
(☆日本来て1年未満の外国人、外国企業は含めないという事)
(1年ではなく、6ヶ月という説明もあり)
海外に支払う金額(利子とか配当)は入らない。
海外の日本人が稼いだ金額、海外から受け取る利子とか配当は入れる。

2000年に、国民経済の計算変更があって「国民総生産」は使われなくなったそうです。
今は、これに代わるものとしてほとんど同じらしい国民総所得 (GNI) というのがあるようです。

・GNI(国民総所得)


日本語でいうと「国民総所得」。

短縮せずに書くと、「Gross National Income」。
Gross:統計
National:国民
Income:所得

国内に限定しないで「海外」も含めた経済の指標。

GDPに「海外からの所得」を加えたものらしいので、

GDP:
国内で生産されたサービスや物の生産額。
ただし、それぞれの付加価値は、原材料や中間生産物は引いた値。
国内にいる外国人、外国企業のもうけも含む。

海外からの所得(海外の日本人が稼いだ金額)


世界のGNIを見ると、2011年では
1位:アメリカ
2位:中国
3位:日本
4位:ドイツ
5位:フランス
の順のようです。GDPの2012年と同じ順位。

・感想


調べてもまだよく理解できません。

簡単にいうと、
GDP:「海外は除く」国内で稼いだ合計。
GNP:「海外も入れた」国民が稼いだ合計。ただし今は使われない。
GNI:「海外も入れた」国民が稼いだ合計。

で良いのかな?
もうちょっと調べる必要がありそうです。
またわかった事があれば追加します。






記載:2013年08月頃
追記:2014年11月頃

Twitter Facebook Google+ はてな Pocket LINE




一言掲示板です。なにかありましたら以下に書いて書き込みボタンを押して下さい。
管理人による書き込みの確認後、荒らし書き込みでない場合に表示させていただきます。
悪意ある書き込みや挑発的な書き込みと思われる内容は、表示させません。
その為、ちょっと書き込みから表示までに時間がかかってしまいます。ご了承下さい。

お名前

コメント


<No.4>
(管理人による内容の確認の後、表示されます。お待ちください。)
(2020/07/21)

<No.3>
(管理人による内容の確認の後、表示されます。お待ちください。)
(2020/07/14)

<No.2>
(管理人による内容の確認の後、表示されます。お待ちください。)
(2018/08/24)

<No.1>
(管理人による内容の確認の後、表示されます。お待ちください。)
(2017/06/07)



【ザ・覚書 3クリックアンケート実施中】
暑さの一番の原因はなんだと思いますか?
あなたの支持する政党はどの党ですか?

今のページの関連ページのリストへ
ザ・覚書のトップページに戻る
全ページのリストへ