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お寺、最近の動向。

☆お寺、最近の動向。

私のウチの近くにもお寺がありますが、(若い人が入らないのか)檀家さんが減って来て、
住職さんも亡くなったりして、問題が出つつあるかと思います。

仏教のお寺について、ちょうどテレビでも放映していたので、
調べた事と合わせて書いておきたいと思います。

お寺と神社が同じだと思っている人もいるかと思いますが、
その方は、まず以前書いたこちらを読んで頂ければ良いかと思います。





・檀家制度


なぜ檀家というのが始まったか、まず書いておきます。

鎌倉時代から「檀家」という寺や僧を援助する人・家庭というのはあったようですが、

江戸時代になると、
キリスト教を排除するという目的で、
絶対にすべての人が、どこかのお寺の檀家(だんか)にならないと駄目な
「寺請制度(てらうけせいど)」という制度が出来ました。
お寺が戸籍の管理をしていたりしていました。

お寺の収入は、檀家が、
葬儀や先祖供養をしてもらう代わりに、お布施として
お金を払う事を、主な収入としている。
こういう事を「檀家制度」という。

ですので、檀家が減ると、収入が減る事になる。

1つのお寺を支えるには、約200件の檀家が必要と言われている。

現在は、(昔の意味での)檀家制度はないので、なりたくない自由もあり、
強制ではないですが、その習慣が日本では続いていました。

最近は、そういうのにも興味がない人も多く、
昔から続いた檀家は、いずれ自然消滅するかも知れません。

別に仏教を信仰していないのに、昔から続いているから続けている人も
多いでしょう。


新しい宗教の寺以外の寺は、継続が難しくて、大変でしょう。

問題は、朽ちてしまうお寺の建物です。

・最近の動向


2015頃。

・現在のお寺の数、7万程(77392)。(2013年12月)
・住職が高齢化していて、後継者が不足している。
・住職がいない寺は、2015年で全国で2万件といわれる。
・檀家が減って、収入が減っている。
・収入が減ると、お寺が廃れる。

・世間では、葬式や法要の簡素化が進んでいる。
・世間では、少子高齢化、過疎化も進んでいる。

なので、これまで通りの運営の仕方では、
お寺の運営は難しいそうです。

・お布施額の目安


2015頃。
お布施額は、色々あって、お寺によって全然違うと思いますが、目安を書いておきます。
お寺さんには位があって、それによっても変わるとも言われます。
この辺が不思議。

料金表を出して来るお寺はないか、あっても少ないと思われます。
自分が出せる金額を伝えるか、聞いて、それがかみ合えば、お願いする事になるかと思います。
言い値通りで必ずする必要はないかと思います。

普通に契約する時と同じで、合わなければ辞めるか、別の所にお願いすれば良いかと思います。
地域のしがらみがあって難しいのかも知れませんが。

もちろん何かしてもらったら、相手がいらないと言わない限り、
何かしらのお金を払うのは当たりまえですが、
先に金額はハッキリ交渉してからにしましょう。

仏教でいうお布施というのは、「感謝の気持ち」という事だそうです。

・お通夜・お葬式・告別式などの供養
 20万円前後。
 お寺の人が亡くなって、それを別の葬儀屋さんでする時代ですから、
 予算が合わなければ、別の所で交渉すれば良いかと思います。

・戒名料
 2万円から5万円。
 高いと100万円を超える。
 ただ付けるか付けないかは、個人の自由。

・納骨法要・納骨式
 1万円から5万円。

・法事・法要
 5000円から5万円。

・お盆の法要
 5000円から1万円。

・お彼岸の法要
 春と秋にある。
 3000円から5万円。

・檀家になる時の費用
 入檀という。
 10万円から30万円。

・檀家を辞める時の費用
 離檀
 5万円から20万円。
 離檀料を支払わないからといって、離檀を止める権限はお寺にはない。
 あくまで気持ちの値段であるべきなので、高額なら否定すべきかと思います。

・会費のようなもの
他にも修繕などの寄付などが募られるが、現在は寄付を募らないお寺も出て来たようです。

・感想など


現在は、
まったく仏教に興味がなければ、良いお寺でも離れて行くでしょうし、
また、お寺の人が横暴とかお布施が高額なら檀家が離れて行くでしょうし、
ギブアンドテイクがうまく行っていて、余裕があれば、付き合いもあるし、わざわざ檀家を辞めないでしょうし。
そのお寺自体が減って来るんでしょうけど。

憲法20条「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する」。
法的には何の拘束力もないというのは、お互い覚えておくべきでしょうね。







記載:2015年09月頃

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