日本の平均年齢の推移

☆日本の平均年齢の推移

高齢化、少子化と言われている現在、
日本のこれまでの各年での平均年齢がどれくらいなのか気になって、
調べてもグラフ化されているものがないような気がして、
作った覚書です。

統計局の人口推計のデータから、毎年の年齢ごとの人数のデータを使わせてもらっています。
実データは、ファイルも分かれ、縦書きで年数分全部合わせるとEXCELの列の最大数は超えるわ、
行列の変更も必要だわ、途中からPDFデータしかないわ、
グラフ化するのは面倒だったんで、途中でやめようと思ったんですが、
頑張ってみました。

1920年からのデータになります。
1941年から1943年は、データがないですので、前年のままとしようかとも思いましたが、
ここではあえてデータがないとして0としています。

ちなみに1941年は、太平洋戦争が始まった年、1943年も第二次世界大戦中です。


平均年齢の出し方は、その年の総数を2で割った中間数値を出し、0歳の人数から順に足していき、
中間数値に達した年齢を、平均年齢としています。

・日本の平均年齢の推移（全体）

こちらは、男女合わせた平均年齢の推移です。



例えば、1920年当時は、周りを見渡したら、大体22歳くらいが平均の年齢だったという事になります。
2014年当時は、周りを見渡したら、大体46歳くらいが平均の年齢だったという事になります。

1960年辺りから、その平均年齢が増えていく傾向にあります。
ちなみに1960年は、戦後15年くらいで、
池田内閣が「所得倍増計画」を出しました。

・日本の平均年齢の推移（男）

こちらは、男だけの平均年齢の推移です。



基本的に男性の方が、平均寿命もですが、平均年齢が低いです。

・日本の平均年齢の推移（女）

こちらは、女だけの平均年齢の推移です。



基本的に女性の方が、平均寿命もですが、平均年齢が高いです。

・感想など

作成後、他のサイトの平均年齢を見ましたが、
計算方法が違うのか、元のデータが違うのか、
若干の誤差はあるようです。

こちらは、統計局の人口推計のデータから、毎年の年齢ごとの人数のデータを使わせてもらっています。

1920年当時は、周りを見渡したら、大体22歳くらいが平均の年齢で、
2014年当時は、周りを見渡したら、大体46歳くらいが平均の年齢と、
こんなに変わっているのが、わかりました。

日本自体は、伸びて来たくらいから戦争もなく、医学も発達した為、平均年齢が増えたんでしょうけど。

自分が生まれた年の平均年齢を見て、こんなに現在は変わってたんだと、
再認識しました。

昔の人と、今の人では、見ていた人の風景の印象が、随分違っている事でしょうね。

戦前、戦時中はともかく、平均年齢のライン以下の年齢が、当時の若者と言えるラインなのかも知れません。





記載：2016年08月頃

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