「四六時中」とは、何時間?
☆「四六時中」とは、何時間?
四六時中(しろくじちゅう)。
普通に聞いていれば、「四六時中、忙しい」と言われると
「いつも」とか「ずっと」とか「一日中」とか「今日も明日も」とか
で解釈するんですが、
「時」と書いている事もあり、時間の意味もあると考えてしまい、
かけるのか、もしくは、
1日、24時間なので、ずっと動いている事を大げさに言って、
46時間なのかな? と思ったりするのですが、
24の倍の数字でもないし、なぜ46なのかを調べた時の覚書です。
四六時中の意味は、
一日中、または、日夜や、いつも等。
意味の理解は問題なさそうです。
昔の26時を24時間制に直したものと書いてありました。
江戸時代は、1日を表すのに、
干支の12刻で表していたそうで、
十二時辰(じゅうにじしん)と言われ
1日を2時間ずつの12の時辰(じしん)に分けて考えていたようです。
子時[やはん](23時から1時)
丑時[けいめい](1時から3時)
寅時[へいたんから5時)
卯時[にっしゅつら7時)
辰時[しょくじから9時)
巳時[ぐうちゅう](9時から11時)
午時[にっちゅう](11時から13時)
未時[にってつ](13時から15時)
申時[ほじ](15時から17時)
酉時[にちにゅう](17時から19時)
戌時[こうこん](19時から21時)
亥時[にんじょう](21時から23時)
↑ ()カッコ内は今でいう時間
1日で12刻。
その内、昼は6刻。夜は6刻。
6×2(昼と夜)=12刻
12刻 = 1日
6×2 = 2×6
二六時中。
二六時中(にろくじちゅう)と言われていたそうです。
昔は1日(今でいう24時間)を、12刻で表していたそうです。
それを
現代の考え方の24時間に合わせたそうです。
細かい説明は調べきれなかったのですが、
おそらく上に合わせると、
1日で24時間。
その内、初めの夜は6刻、朝は6刻。昼は6刻。後の夜は6刻。
6×4(初めの夜と朝と昼と後の夜)=24時間。
6×4 = 4×6 =
四六時中。
言い換えれば、24時間中という意味になるようです。
時代に合わせて
「にろくじちゅう」から「しろくじちゅう」にわざわざ変えるタイミングがあったなら
「しろくじちゅう」などにせずに、「24時間中」と普通に言えば良いのに、
日本語って、ただでさえ複雑なのに、なぜ更に難しくしたがるのか不思議です。
漢字から読みに直すだけでも、英語と比べたら無駄な変換で、その分、無駄に脳を使わないといけないのに。
その割に、「早起きは三文の得」の「三文」は変えなかったり、
変える基準がなんなのか、よくわかりません。
三文は、時代によって価値が変わるからかな?
記載:2014年08月頃
四六時中(しろくじちゅう)。
普通に聞いていれば、「四六時中、忙しい」と言われると
「いつも」とか「ずっと」とか「一日中」とか「今日も明日も」とか
で解釈するんですが、
「時」と書いている事もあり、時間の意味もあると考えてしまい、
かけるのか、もしくは、
1日、24時間なので、ずっと動いている事を大げさに言って、
46時間なのかな? と思ったりするのですが、
24の倍の数字でもないし、なぜ46なのかを調べた時の覚書です。
・まず意味としての四六時中とは
四六時中の意味は、
一日中、または、日夜や、いつも等。
意味の理解は問題なさそうです。
昔の26時を24時間制に直したものと書いてありました。
・なぜ昔は26なのか?
江戸時代は、1日を表すのに、
干支の12刻で表していたそうで、
十二時辰(じゅうにじしん)と言われ
1日を2時間ずつの12の時辰(じしん)に分けて考えていたようです。
子時[やはん](23時から1時)
丑時[けいめい](1時から3時)
寅時[へいたんから5時)
卯時[にっしゅつら7時)
辰時[しょくじから9時)
巳時[ぐうちゅう](9時から11時)
午時[にっちゅう](11時から13時)
未時[にってつ](13時から15時)
申時[ほじ](15時から17時)
酉時[にちにゅう](17時から19時)
戌時[こうこん](19時から21時)
亥時[にんじょう](21時から23時)
↑ ()カッコ内は今でいう時間
1日で12刻。
その内、昼は6刻。夜は6刻。
6×2(昼と夜)=12刻
12刻 = 1日
6×2 = 2×6
二六時中。
二六時中(にろくじちゅう)と言われていたそうです。
昔は1日(今でいう24時間)を、12刻で表していたそうです。
・なぜ46なのか?
それを
現代の考え方の24時間に合わせたそうです。
細かい説明は調べきれなかったのですが、
おそらく上に合わせると、
1日で24時間。
その内、初めの夜は6刻、朝は6刻。昼は6刻。後の夜は6刻。
6×4(初めの夜と朝と昼と後の夜)=24時間。
6×4 = 4×6 =
四六時中。
言い換えれば、24時間中という意味になるようです。
・感想
時代に合わせて
「にろくじちゅう」から「しろくじちゅう」にわざわざ変えるタイミングがあったなら
「しろくじちゅう」などにせずに、「24時間中」と普通に言えば良いのに、
日本語って、ただでさえ複雑なのに、なぜ更に難しくしたがるのか不思議です。
漢字から読みに直すだけでも、英語と比べたら無駄な変換で、その分、無駄に脳を使わないといけないのに。
その割に、「早起きは三文の得」の「三文」は変えなかったり、
変える基準がなんなのか、よくわかりません。
三文は、時代によって価値が変わるからかな?
記載:2014年08月頃
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