木材の引き戸の滑りを良くする方法

☆木材の引き戸の滑りを良くする方法

長年、家の、木で出来た引き戸の開け閉めの硬さに苦労をしてきました。

溝にクレ５５１（クレ５５６？）をつけたり、ロウを塗ったり、色々試しましたが、
開け閉めの硬さはなかなか改善せず、片方は一切動かず、閉めずの扉になっていたのですが、
ある事をすると、即効性があり１発で改善されました。

リフォーム屋さんのサッシ屋さん？ が何かスプレーを振っていたので、
何かと聞くと、教えてくれました。

で、それが何かというと、「シリコーンスプレー」という潤滑スプレーでした。
潤滑スプレーには、金属用と木材にも使える用など色々あって、
ホームセンターなどでも３００円くらいで売っているとの事で、リフォーム屋さんがくれました。
使ってみたのは、木材製品にも使えるものです。

クレなんとかは、潤滑剤でも金属用で、削れたりする事になり、木材にはかえって良くないとの事。

使ってみたもの。
Lubrica シリコンスプレー 420ML。

楽天はこちら

木でできた引き戸の開け閉めの硬い場合、
引き戸の補修だけをお願いすると、５千円～１万円くらいするので、
補修をお願いする前に、木材にも使えるシリコーンスプレーで試してみたら良いかと思います。

驚くほどスムーズに改善しました。


何で出来ているのか見てみたら、ジメチルシリコーンオイルという成分でした。

・ジメチル
　エタン？
　エタンの場合、水に溶けにくく、溶剤に溶けやすい、可燃性の気体。

・シリコーン
　人工高分子化合物。
　高分子：多くの原子が共有や結合してできる分子。
　合成樹脂。
　耐熱・耐候に優れる高機能素材。
　代表的な製品には、シリコーンオイルやシリコーンゴムがある。
　スポーツウェアや化粧品や、ゲーム機の操作ボタンにも使われているらしいです。

・オイル
　油。

調べても難しくてよく分かりませんでしたが、高機能そうです。。


ただしスプレーした時に、問題が１つ。

スプレーを溝にかけると、その周りにも散ってしまい、とても滑りやすくなってしまいます。
歩いてても、コケそうになる程、滑ります。

子供だったら走ったりしてコケるのは、目に見えますし、老人にも危険でしょう。

なので、スプレーしたい溝以外は、新聞紙か何かで覆い、
溝だけをスプレーで狙える状態で使う事が必要かと思います。

周りに着いてしまった場合、濡れた布で拭いたり、色々しないと駄目になります。
使い方などを良く見て使いましょう。

周りに付いてしまわなかったとしても、溝を踏んだりして、靴下に着くと、
結構滑るので、注意が必要です。

２階以上の部屋でするのは、階段から落ちたりする事も考えられるので、結構、危険かも知れません。

１週間くらい周辺の床までも滑り滑りやすかったです。注意が必要です。
ですが、引き戸の開け閉めは好調です。

ご使用は、製品の注意をよく読み、考えて注意深く使う必要があるでしょう。
プロに任せた方が安全ではありそうです。





記載：2014年05月頃

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