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心肺停止とは何なんだろう?

☆心肺停止とは何なんだろう?

2014年の御嶽山噴火で、多くの人が被害に遭われましたが、
その際、メディアからは「心肺停止」という言葉が多く聞かれました。
不思議だなと思ってしまいました。
普通、残念ながら亡くなっていると思う事を「心肺停止」の表現を使っている事です。

死亡との違いについて調べた覚書です。






・心肺停止とは


心肺停止とは、
心音が聞こえない『心臓停止』および『呼吸停止』の状態を指す

私の感覚では、長時間の心臓停止・呼吸停止は、死亡だと思ってしまいます。

日本では、死亡確認に医師の診断が必要らしいので、
2014年の御嶽山噴火の場合、山でもあり、特殊な状況であり、
医師がその場所まで確認に行けない状況だという事らしいですが、
東日本大震災の翌日、2011年3月12日の新聞には、死者という言葉は使われていました。
この状態でも医師が確認に行く事は難しかったと思いますが、どういう違いがあったのだろうかと少し考えてしまいました。

東日本大震災の場合、無事だった医師が、病院などに運ばれて来た方を確認していたんでしょう。
被害の規模も異常に大きいですし。

山の場合は、再びの噴火の危険もあり、自衛隊が行けたとしても、そこまで医師が行けないので、
こういう「心肺停止」になっているようです。
あと、被害に遭われた家族の事や相続等の法律も考え、こういう表現にもなっているのでしょう。
奇跡的な生還も有り得るでしょうし。
また「心肺停止」ではなく、どこかで無事かも知れません。

ですが、こういう言い方は
海外メディアに言わせると「日本独自の表現」という事だそうです。
現実的に、心肺停止後の蘇生率は10分後には、ほぼ0%だそうです。

AP通信では、死亡が確認されているものと、心肺停止を合わせて死亡としているそうです。


・日本の死亡の定義


日本での死亡定義は、
心臓停止
呼吸停止
脈拍停止
瞳孔散大
の4つをすべてを医師が診断して初めて「死亡」となるそうです。


・死亡場所のグラフ


医師の判断がないと死亡とはされないという事ですが、
場所はどうなるんだろう?

そういうデータはあるのかな?
と調べたところ、厚生労働省のページにそれらしきデータがあり、
それをグラフにしてみたのが以下になります。

日本人の死亡場所 1951年時点
自宅が多いです。

日本人の死亡場所 1985年時点
自宅が減って、病院が多くなりました。

日本人の死亡場所 1995年時点
更に、病院が多くなりました。
老人ホームが現れ出しました。

日本人の死亡場所 2005年時点


日本人の死亡場所 2012年時点
老人ホームが増えて来ました。
これからもしばらくはこの割合が増えるんでしょう。

ここから何を読み取ったら良いかよくわかりませんが、
病院が増えて自宅が減って来たのは、みんなが病院に行くようになったのか、
町医者が少なくなってきたのかどうなんでしょうね。

現時点(2012年時データ)、病院といっても
事故をして結果死んでしまっても病院が一番多い事になるんだとは思いますが、
日本では、死亡確認に医師の診断が必要らしいので、どこで死ぬか? となると
こういう結果になるという事なんでしょう。

この資料の死亡の定義がどこに書いているのかわからなかったので、
知っている方がいればお教え下さい。
資料:統計情報部「平成24年人口動態統計」というものです。
厚生労働省のページいうとここの第1-25表です。

多分、今の所、
上のグラフは、どの場所で死亡が確認されたかという事になるとは思っています。





記載:2014年10月頃

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