一次エネルギーと二次エネルギーの違い

☆一次エネルギーと二次エネルギーの違い

エネルギー白書を見ていると、一次エネルギーと、二次エネルギーと書いていましたが、
どれがどれなのか、どっちが石油とかなのか、そういうのもわかりませんでしたので、
覚書です。

・一次エネルギー

自然界に存在しているエネルギー。
掘ったら出て来るとか言うのがこっちに分類される。

・石油
　地球の地中に溜まった状態のものを取る。
　大昔のプランクトンの死骸と言われる。

・石炭
　地球の地中に溜まった状態のものを取る。
　大昔の木とかが溜まって出来たと言われる。

・天然ガス
　地球の地中に溜まった状態のものを取る。
　大昔の動物や植物の死骸が溜まって出来たと言われる。

・水力
　水の勢いによって生まれるエネルギー。
　水を高い所から落としたりして生まれるエネルギー。

・風力
　地球で吹いている風。

・原子力（ウラン）
　地球のウラン鉱山から採れるウランを燃料とする。

・太陽光
　太陽から来る光。

・バイオマスエネルギー
　動植物に由来する有機物で、エネルギー源として利用可能なもの。
　木・サトウキビ・トウモロコシ・糞など。

・地熱
　地球内部は熱いので、その地熱によって加熱されたもの。

他。

・二次エネルギー

一次エネルギー源の物を利用して、一度変換（加工）したエネルギー。
「使いやすく」加工したエネルギー。

・火力（こっちで良いのかな？）
　なにか地球にある物を燃やして、熱を作り、エネルギーとする。

・電気
　なにかのエネルギー（水力・火力・風力・原子力など色々）を使って
　タービンとかを回したりして作るエネルギー。

・都市ガス
　天然ガスを液化した燃料。

・プロパンガス
　石油ガスを液化した燃料。

・ガソリン
　石油を加熱した蒸気を蒸留させて出来た燃料。
　低い温度の時の蒸発で取った蒸気の方。

・軽油
　石油を加熱した蒸気を蒸留させて出来た燃料。
　高い温度の時の蒸発で取った蒸気の方。

・水素エネルギー
　地球に水素そのものだけのものは少ないので、
　水とかから加工しないといけないらしい。
　その加工したものを、水素エネルギーという。
　なので、こっちに入るらしい。
　使っている例：Ｈ２ロケット・燃料電池

他。

・感想など

簡単にいうと、地球上にあるエネルギーなのが「一次エネルギー」。
それを人間が「使いやすく」加工して作ったエネルギーが、「二次エネルギー」という事なんだと思いますが、なんか間違えそうです。

[脱線]
上は、産業ベースで考えられているエネルギーの振り分けなんでしょうから、
脱線した話でここでは関係ないことなんでしょうけど、疑問に思ったのであえて書きます。
産業には、人間の力が必要ですね。

水力などがあるんですから、人間の力「人の力」は、もし分類するとどっちに入るんでしょう？

単純に考えると、人間も地球から生まれて、自然のまま動いているから「一次エネルギー」？
社会システムに「使いやすく」されたり、考えて動くから「二次エネルギー」？

産業ベースから考えると、「二次」かな？
と色々考えた結果は、今の所、答えは、

「人の力」というなら「一次エネルギー」、
「労働力」というなら「二次エネルギー」になるんではないかなと思います。


まあ、ここで考える事ではないんでしょうが。





記載：2015年02月頃

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