株の「信用売り残」とは何なのか？
☆株の「信用売り残」とは何なのか？
わずかに株を持っていますが、
株式の掲示板を見ても、単語がよくわからないので、意味がわからない事が多いです。
その都度、調べたりするんですが、しばらくすると忘れてしまうので、残して行きたいと思います。
正しいとは限りません。
☆信用買いについては、こちら。
今回は、「信用売り残」についてです。
・売り残
・売残
とも言われる。
読みは、「うりのこり」ではなく、「うりざん」。
一般の取引のその額で、売れなかった売りの残りも、「売り残」のような気がしますが、
それとは違って、信用の売り残。
各銘柄の株の情報ページの「信用取引情報」の所などに、書いてあったりする。
その項目に、数値がない所は、信用取引がされない、出来ない銘柄と思われます。
信用取引によって、株を借りて売り（信用売り・空売り）、まだ株が買い戻されていない状態。
信用取引というのは、普通の売買と違って、
買う人が証券会社などから資金や株を借りて、株を買ったり売ったりすることで、
例えば、資金が30万円しかないとしても、3倍くらいの100万円の売買が出来るそう。
でも、決められた期間の間に返さないと行けないし、利子も付く。
決められた期間というのは、6か月とか期限なしとかがあり、
利子は、年利で1％とか4％とか。
証券会社などで変わる。
今回は、信用売り残なので、
買う人が証券会社などから株を借りて、売る。
しかし、決められた期間はまでに、同じ株を買って返さないといけない。
決められた期間はまだあるが、利子を払いつつ、返していない状態。
一般の取引で利益を出すには、株価が安い時に買って、高い時に売るのが普通かと思いますが、
この信用売りは、
通常、株価が高い時に借りて売って、安い時に買って、証券会社などに返す。
その差額－利子が利益になる。
下がるのを期待して行う行為になる。
もはや投資とは呼べないような気がしますが、
株が、そういうシステムであるので仕方がありません。
信用取引をしない人も、このような取引と同じ土俵での取引になりますから、知っておいた方が良いんでしょう。
例の数値は、簡単にする為、細かい項目や計算は抜いています。
利息は、年2％としています。
1日当たり。
2/365＝0.0054794520547945205479452054794521。
1000000/100＊0.0054794520547945205479452054794521≒55円。
①株が下がりそうなので、信用で株を借りて売った。
株が下がるのを待って、買って返して利益を得たい。
今は、下降中の状態。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
3日後、1株90万円になった。
もし、今、買って、1株を証券会社などに返せば、
100万円-90万円-利息55円＊3日が、今のところの利益（未確定）。
まだ下がるかも。の状態。
②株が下がりそうなので、信用で株を借りて売った。
株が下がるのを待って、買って返して利益を得たい。
今は、上昇中の状態。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
3日後、110万円になった。
もし、今、買って、1株を証券会社などに返せば、
100万円-110万円-利息55円＊3日が、今のところの損（未確定）。
まだ買いたくない。の状態。
③株が下がりそうなので、信用で株を借りて売った。
株が下がるのを待って、買って返して利益を得たい。
今は、停滞中の状態。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
3日後、100万円のまま。
100万円-100万円-利息55円＊3日が、今のところの損（未確定）。
の状態。
④信用で買った株が上がっている。
でも利子は溜まる。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
30日後、150万円になった。
150万円-100万円-利息55円＊30日が、今のところの損（未確定）。
今、株を買って借りた1株を返したら、50万くらい損するの状態。
⑤信用で買った株が下がっている。
でも利子は増えている。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
30日後、50万円になった。
100万円-50万円-利息55円＊30日が、今のところ得（未確定）。
今、株を買って借りた1株を返したら、50万くらい損するの状態。
⑥信用で買った株が結局変わらない。
でも利子は増えている。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
30日後、100万円だった。
100万円-100万円-利息55円＊30日が、今のところ損（未確定）。
今、株を買って借りた1株を返したら、利息分損するの状態。
利子があるので、信用売りした人は、なるべく早く買って返して利益を得たいはず。
予想通り下がって利益が出ていて長期、または、変動の見込みがないなら、普通は清算するでしょうから、
上でいう⑤と⑥はあまりないかと思わますので、
他は、最近の株価が上昇中か、下降中で変わるのでないかと思います。
・最近、株価が下降中で売り残が増えている場合
①②③の状態。
株価が下降している傾向で、信用売り残が増えるのは、しばらく株価が下降して行く可能性が高いと言えるのかも知れません。
安くなると思って信用売りをしているんでしょうから。
結局は、それぞれが思う、安くなった時に買い戻されるという潜在的な買い需要はありますが。
・最近、株価が上昇中で売り残が増えている場合
④の状態。
下がると思っていたのに、上がってしまった。買うに買えないから、
信用売り残が増えている。
近い将来、
期日までに返さないと行けない場合、高くても買わないと駄目でしょうから、
その株にとってはプラスという面があるのかも知れません。
期日が来たら、株が買われる。
買い圧力が強くなるかもしれない。
株が、その分、更に上がるかも知れない。
この時、信用売り残が多いというのは、潜在的に買い需要が考えられて、
業績アップなど株価が上に行く局面では、どこまで上がるかわからないし、
少し高くなったら、損してでも、買いたい人がいるので、
信用売りの買いが更に多く出て、更に上昇して行くといった事が考えられるかと思います。
信用買いの場合は、損が多くても限りはあるが、
信用売りの場合には、上昇には、上限がないので、損失額が無限に上がるかも知れないので、
信用売りの人は、それも心配。
上がりだす前に買い戻しをすれば良いが、まだ下がるだろうと置いておいた場合、
急な株の上昇など株価が上に行く局面では、
もっと安くなったら買い戻したい人が信用売りをしていたけど、
下がるのが無理そうで、利子とかリスクも考えて、諦めて、仕方なく買い、
買いが多く出て、株価が、更に上昇しやすくなるといった事が多いようです。
上昇傾向でも、株価が下がって欲しい人は、株の掲示板などで煽ったりして、不安にさせて、下げようとしてくるかも知れませんので、注意はしていた方が良いのかも知れません。
どう判断したら良いのか、他にも業績など見ないといけないんでしょう。
しかし、この売り残高の項目。yahooファイナンシャルとか見ても、週ごとしか表示されていないし、
結局は、業績が関係していない時も、
買う人が多いと株は上がるし、売る人が多いと下がるので、
この数値だけをジロジロ見ていても、よくわからないと思います。
信用倍率の動きをみた方が、まだ良いのかも知れません。
「信用買い残高÷信用売り残高」が、「信用倍率」という数値で、
一般的には、信用倍率が上がって来ているのは、需給の悪化。
下がって来ているのは需給の改善と言われているようです。
また、信用倍率が１倍に近い場合（1から更に下がって来ている場合？）は、買われる可能性（株価上昇）が高くなっているようです。
売り残は、合計しか書いていませんし、
期日はいつかわかりませんし、無期限なら買われないかも知れませんし、
判断は難しいでしょう。
一般的には、
信用売りが多いというのは、株が下がりそうと思っているか、株を下げようとしている人が多い、
信用であろうが、売りは売り。
株価は普通、いっぱい売られれば下がる。
どんどん信用売りがされれば下がる。
信用売り残が増える。
一般の株を持っている人達も、株価が下がって不安になって、売る人が増える。
株価は下がる。
下げる為にターゲートにされている銘柄の可能性もある。
この時、信用売りをした人は、下がれば下がるほど計算上の架空の利益はあるが、いずれ買い戻しをして利益を確定しないといけない。
急な上昇で株価が、上がったら利子とかが勿体ないから、
さっさと買い戻したいという、潜在的には買い需要があり、
株価が上がる傾向の時には、上昇は高く、良い所もあるかも知れないということかも知れません。
と、思うんですが、どうなんでしょう。
記載：2018年02月頃
わずかに株を持っていますが、
株式の掲示板を見ても、単語がよくわからないので、意味がわからない事が多いです。
その都度、調べたりするんですが、しばらくすると忘れてしまうので、残して行きたいと思います。
正しいとは限りません。
☆信用買いについては、こちら。
今回は、「信用売り残」についてです。
・「信用売り残」と何なのか？
・売り残
・売残
とも言われる。
読みは、「うりのこり」ではなく、「うりざん」。
一般の取引のその額で、売れなかった売りの残りも、「売り残」のような気がしますが、
それとは違って、信用の売り残。
各銘柄の株の情報ページの「信用取引情報」の所などに、書いてあったりする。
その項目に、数値がない所は、信用取引がされない、出来ない銘柄と思われます。
信用取引によって、株を借りて売り（信用売り・空売り）、まだ株が買い戻されていない状態。
信用取引というのは、普通の売買と違って、
買う人が証券会社などから資金や株を借りて、株を買ったり売ったりすることで、
例えば、資金が30万円しかないとしても、3倍くらいの100万円の売買が出来るそう。
でも、決められた期間の間に返さないと行けないし、利子も付く。
決められた期間というのは、6か月とか期限なしとかがあり、
利子は、年利で1％とか4％とか。
証券会社などで変わる。
今回は、信用売り残なので、
買う人が証券会社などから株を借りて、売る。
しかし、決められた期間はまでに、同じ株を買って返さないといけない。
決められた期間はまだあるが、利子を払いつつ、返していない状態。
一般の取引で利益を出すには、株価が安い時に買って、高い時に売るのが普通かと思いますが、
この信用売りは、
通常、株価が高い時に借りて売って、安い時に買って、証券会社などに返す。
その差額－利子が利益になる。
下がるのを期待して行う行為になる。
もはや投資とは呼べないような気がしますが、
株が、そういうシステムであるので仕方がありません。
信用取引をしない人も、このような取引と同じ土俵での取引になりますから、知っておいた方が良いんでしょう。
・売り残になる例
例の数値は、簡単にする為、細かい項目や計算は抜いています。
利息は、年2％としています。
1日当たり。
2/365＝0.0054794520547945205479452054794521。
1000000/100＊0.0054794520547945205479452054794521≒55円。
①株が下がりそうなので、信用で株を借りて売った。
株が下がるのを待って、買って返して利益を得たい。
今は、下降中の状態。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
3日後、1株90万円になった。
もし、今、買って、1株を証券会社などに返せば、
100万円-90万円-利息55円＊3日が、今のところの利益（未確定）。
まだ下がるかも。の状態。
②株が下がりそうなので、信用で株を借りて売った。
株が下がるのを待って、買って返して利益を得たい。
今は、上昇中の状態。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
3日後、110万円になった。
もし、今、買って、1株を証券会社などに返せば、
100万円-110万円-利息55円＊3日が、今のところの損（未確定）。
まだ買いたくない。の状態。
③株が下がりそうなので、信用で株を借りて売った。
株が下がるのを待って、買って返して利益を得たい。
今は、停滞中の状態。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
3日後、100万円のまま。
100万円-100万円-利息55円＊3日が、今のところの損（未確定）。
の状態。
④信用で買った株が上がっている。
でも利子は溜まる。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
30日後、150万円になった。
150万円-100万円-利息55円＊30日が、今のところの損（未確定）。
今、株を買って借りた1株を返したら、50万くらい損するの状態。
⑤信用で買った株が下がっている。
でも利子は増えている。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
30日後、50万円になった。
100万円-50万円-利息55円＊30日が、今のところ得（未確定）。
今、株を買って借りた1株を返したら、50万くらい損するの状態。
⑥信用で買った株が結局変わらない。
でも利子は増えている。
例：
株が100万円の時、1株を借りて売った。
利息は、年2％だった。
30日後、100万円だった。
100万円-100万円-利息55円＊30日が、今のところ損（未確定）。
今、株を買って借りた1株を返したら、利息分損するの状態。
・売り残が増える時は、どんな状態が想定されるのか？
利子があるので、信用売りした人は、なるべく早く買って返して利益を得たいはず。
予想通り下がって利益が出ていて長期、または、変動の見込みがないなら、普通は清算するでしょうから、
上でいう⑤と⑥はあまりないかと思わますので、
他は、最近の株価が上昇中か、下降中で変わるのでないかと思います。
・最近、株価が下降中で売り残が増えている場合
①②③の状態。
株価が下降している傾向で、信用売り残が増えるのは、しばらく株価が下降して行く可能性が高いと言えるのかも知れません。
安くなると思って信用売りをしているんでしょうから。
結局は、それぞれが思う、安くなった時に買い戻されるという潜在的な買い需要はありますが。
・最近、株価が上昇中で売り残が増えている場合
④の状態。
下がると思っていたのに、上がってしまった。買うに買えないから、
信用売り残が増えている。
近い将来、
期日までに返さないと行けない場合、高くても買わないと駄目でしょうから、
その株にとってはプラスという面があるのかも知れません。
期日が来たら、株が買われる。
買い圧力が強くなるかもしれない。
株が、その分、更に上がるかも知れない。
この時、信用売り残が多いというのは、潜在的に買い需要が考えられて、
業績アップなど株価が上に行く局面では、どこまで上がるかわからないし、
少し高くなったら、損してでも、買いたい人がいるので、
信用売りの買いが更に多く出て、更に上昇して行くといった事が考えられるかと思います。
信用買いの場合は、損が多くても限りはあるが、
信用売りの場合には、上昇には、上限がないので、損失額が無限に上がるかも知れないので、
信用売りの人は、それも心配。
上がりだす前に買い戻しをすれば良いが、まだ下がるだろうと置いておいた場合、
急な株の上昇など株価が上に行く局面では、
もっと安くなったら買い戻したい人が信用売りをしていたけど、
下がるのが無理そうで、利子とかリスクも考えて、諦めて、仕方なく買い、
買いが多く出て、株価が、更に上昇しやすくなるといった事が多いようです。
・だが、しかし
上昇傾向でも、株価が下がって欲しい人は、株の掲示板などで煽ったりして、不安にさせて、下げようとしてくるかも知れませんので、注意はしていた方が良いのかも知れません。
どう判断したら良いのか、他にも業績など見ないといけないんでしょう。
しかし、この売り残高の項目。yahooファイナンシャルとか見ても、週ごとしか表示されていないし、
結局は、業績が関係していない時も、
買う人が多いと株は上がるし、売る人が多いと下がるので、
この数値だけをジロジロ見ていても、よくわからないと思います。
信用倍率の動きをみた方が、まだ良いのかも知れません。
「信用買い残高÷信用売り残高」が、「信用倍率」という数値で、
一般的には、信用倍率が上がって来ているのは、需給の悪化。
下がって来ているのは需給の改善と言われているようです。
また、信用倍率が１倍に近い場合（1から更に下がって来ている場合？）は、買われる可能性（株価上昇）が高くなっているようです。
売り残は、合計しか書いていませんし、
期日はいつかわかりませんし、無期限なら買われないかも知れませんし、
判断は難しいでしょう。
・感想など
一般的には、
信用売りが多いというのは、株が下がりそうと思っているか、株を下げようとしている人が多い、
信用であろうが、売りは売り。
株価は普通、いっぱい売られれば下がる。
どんどん信用売りがされれば下がる。
信用売り残が増える。
一般の株を持っている人達も、株価が下がって不安になって、売る人が増える。
株価は下がる。
下げる為にターゲートにされている銘柄の可能性もある。
この時、信用売りをした人は、下がれば下がるほど計算上の架空の利益はあるが、いずれ買い戻しをして利益を確定しないといけない。
急な上昇で株価が、上がったら利子とかが勿体ないから、
さっさと買い戻したいという、潜在的には買い需要があり、
株価が上がる傾向の時には、上昇は高く、良い所もあるかも知れないということかも知れません。
と、思うんですが、どうなんでしょう。
記載：2018年02月頃
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管理人による書き込みの確認後、荒らし書き込みでない場合に表示させていただきます。
悪意ある書き込みや挑発的な書き込みと思われる内容は、表示させません。
その為、ちょっと書き込みから表示までに時間がかかってしまいます。ご了承下さい。
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