2000円札はどこに行ったのか？

☆2000円札はどこに行ったのか？

2,000円札をあまり見かけない。
何年も前からあまり見かけない。

発行当時に数回見た覚えがあるんですが、それ以降見かける事はあまりありませんでした。

・2,000円札を振り返る

2,000年7月19日（森喜朗内閣時）に、九州・沖縄サミットを記念して発行。
1999年に当時の内閣総理大臣、小渕恵三さんの発案。
表は、首里城 守礼門（沖縄県那覇市）（沖縄戦で消失。1958年に再建）
裏は、源源氏物語絵巻の絵
2004年からもう印刷がされていないそうです。（2003年が最後）

・欠点

2,000円と言う半端な額の使い道が微妙。
他の札と間違えられるかも。紛らわしい。←重要（酔っていると特に）
電車の券売機は使えそうですが、ジュースの販売機はだいたい無理そうです。
現在は増刷されていないようで、もはや見た事もない子供もいてそう。
アメリカでは20ドル紙幣の流通量が多いので、日本でもよく流通すると思ったようですが、
駄目だったようです。

・なぜこんなに流通しないものを作ったのか？

海外では、お札を受け取る人が、お札が偽札だったら嫌なので
高額のお札は、あまり受け取らないそうです。
クレジットカードをよく使ったり、キャッシュレス化しているのも原因だそうです。

そこで中途半端な金額の20ドル札が出回るのが多いそうなのですが、
そういうのを期待して、景気の良い転機にしたかったんでしょうね。

ですが、日本は治安が良いという事もあり、普通にお札を使ったり受け取るので、
中途半端な金額の2,000円札は流行らなかったようです。

当初は使える自動販売機も少なかったし、他の紙幣で事足りたので
話題が過ぎるとだんだん忘れ去られていきました。

読みが甘かったようです。

もしくは、総理大臣が名前を残す為？

・どこに行ったのか

2010年の情報では、大量の2,000円札が日本銀行の金庫に保管されたままになっているとの事。
お札の表に首里城の絵がある事から、沖縄ではまだちょっと出回っているらしいです。
銀行に行ったら両替できるらしいです。

・感想

たまに2,000円札が手に入ると、おみくじの大吉気分です。
使い難いですけど。

昔「2,000円札でもいいですか？」とか言われましたね。
なんなんですかね。このお札。

作るのにも結構お金がかかっているでしょうから、どうせなら積極的に持っておきたいですね。
今度、銀行に行って１万円札を、2,000円札5枚にを両替したいと思います。

しかし、オークションで2,000円以上で出品されているようです・・・。
売れるのか？


追記：
銀行に用があったついでに、両替して来ました。

1万円札を2,000円札5枚に。

両替申し込み票（名前忘れました）みたいなのに、
住所、名前、金額、新札か、などを書き、窓口で提出。
（両替機には2,000円はありませんでした）。

そんな事を頼む人はあまりいないでしょうから、ちょっと恥ずかしいですが。
新札は発行していないので、古い札になるとの事。
とりあえず両替してもらいました。

窓口の中の両替機で機械で出すそうで、ちょっと時間が掛かりましたが、
（頼んだ窓口の人込みで、３人くらいが両替機？の所で集まっていて、
　時々、笑みがこぼれるので、笑われているようで恥ずかしい。
　わざわざ2,000円札に両替してどうするんだと思うでしょうね。）
結局、時間が掛かったのは、出来るだけ綺麗な2,000円札を選んでくれていたようです。
手数料は掛かりませんでした。

他の銀行に行けば、運が良ければ新札があるかも知れません。

ちょくちょく何かのついでに手持ちの1万円札を交換しようかなとか思っています。

銀行には迷惑かも知れません。







記載：2013年02月頃

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