限定正社員とはなんなのだろう？
☆限定正社員とはなんなのだろう？
安倍政権のアベノミクスの成長戦略の１つに「限定正社員」というのがあるようです。
2013年7月時点、案の段階なので、正確な所はわからないのですが、
仕事や勤務地などを契約で限定する正社員だそうです。
雇用期間は無期限。←期限が決まっていないというだけの事。
転勤はなし。
職種の変更はなし。
「契約したその仕事がなくなると、解雇」されるかも。
経営側からみれば、仕事が無くなると解雇できるので嬉しいようです。
さて、これをみて怪しい雇用形態を思い出します。
偽装請負です。
契約期間は契約が終わるまで。
契約内容を行うので転勤という概念はなし。
職種の変更はなし。←契約した事をする
契約したその仕事が終わると、契約終了。
（建前上は）経営側からの指揮命令権は、なし。
偽装請負：契約上では請負という形だが、実態は労働者を管理下へ常駐させ、指揮命令の下に働かせる行為。
これを受けて「心が壊れた」若者は多いと思います。ＩＴ業界等の製造業に多い。
これに似ているような気が、個人的にしました。
（限定正社員は、期間は長いのかも知れませんし、
解雇しやすいのは、なにも偽装請負だけではないんですが、
個人的にこれの形を変えた物では？ と思いました。）
実質は、偽装請負も命令される事から同じであるような気がします。
ですが、企業側の思惑はどうであろうが、
偽装請負は「請負契約」である為、
企業側が何と言おうと請負契約ですので、
誰かに命令される事もなく、契約内容を進めて行けば良く、
何時から働こうが、いつ休もうが自由です。
遅刻等の概念はないはずです。
（これらがちゃんと守られていれば普通の請負になるでしょう。
こういうのが守られないのが偽装請負。）
保険や税金を自分の報酬から後日、自分自身で納める必要があります。
それゆえ、契約額が高額（通常の給料の２倍以上）になる事もあります。
請負は、ある程度１人で出来て、契約金が多い人には、自由であるというメリットもあります。
もちろん責任問題が発生した時はきついです。
経営側からの指揮命令権はなしであるはずが、
指揮命令や多くの制限をされている場合は、「偽装請負」になります。
そこで法律上問題になるのだと思います。
使い捨てはしたいが、これも何とかしようとして、偽装請負を合法にした限定正社員を生み出そうとしているような気がしました。
偽装請負も限定正社員のどちらも、
経営側からみれば、命令出来るし、仕事が無くなると解雇（契約更新なし）できるので嬉しい事のようです。
限定正社員は、偽装請負に建前上ではあるが、それでもあった自由な面すらも排除し、
経営側からみて、偽装請負よりもっとメリットがある働かせ方のような気がします。
一般の働く側から見れば、どちらも良い条件ではないでしょうけど、
限定正社員は、もっと条件が悪いかも知れません。
経営側からみれば、合法的に
命令出来るし、規則を押し付けられるし、仕事が無くなると解雇（契約更新なし）出来るので、
偽装請負より安全に、働く人を使い捨てしやすいのかも知れません。
働く側からみた限定正社員のメリットは、
責任の行先ぐらいでしょうか？
正社員には及ばないまでも、わずかな安定への期待が得られるとか？
契約社員よりは、もしかして期限が長くなるかもとか？
もちろん他にもメリットはあるんでしょうけど。
限定正社員も働く側から見てそんなに良い制度ではないと思います。
やはり解雇しやすくする為に、限定正社員を作りたいのが主な理由にみえてしまいます。
経営者側が使い捨てしやすくする為に、
正社員から限定正社員にされたりする人や、
これまでなら新入社員の頃から正社員だったはずの人が、まずは限定正社員で。
とかも起こりそうです。
自民党の小泉政権の時に、派遣やなんやらの緩和がされたようで、
企業側は、労働者の使い捨てを勧めて来ました。
結果、少子化の一因にもなっていると思います。
今回も自民党の政権です。
自民党は、大企業優遇とも聞きます。
限定正社員制度で、もっと多様にひどくなるかも知れません。
安倍政権は、「限定正社員」の雇用ルールを２０１４年度までにまとめるらしいので、
経営者側からではなく、働く側からみて良い事に一番の重点を置いて決めて欲しいです。
労働問題や少子化が改善するような政策であれば良いのですが。
記載：2013年07月頃
安倍政権のアベノミクスの成長戦略の１つに「限定正社員」というのがあるようです。
2013年7月時点、案の段階なので、正確な所はわからないのですが、
仕事や勤務地などを契約で限定する正社員だそうです。
雇用期間は無期限。←期限が決まっていないというだけの事。
転勤はなし。
職種の変更はなし。
「契約したその仕事がなくなると、解雇」されるかも。
経営側からみれば、仕事が無くなると解雇できるので嬉しいようです。
さて、これをみて怪しい雇用形態を思い出します。
偽装請負です。
契約期間は契約が終わるまで。
契約内容を行うので転勤という概念はなし。
職種の変更はなし。←契約した事をする
契約したその仕事が終わると、契約終了。
（建前上は）経営側からの指揮命令権は、なし。
偽装請負：契約上では請負という形だが、実態は労働者を管理下へ常駐させ、指揮命令の下に働かせる行為。
これを受けて「心が壊れた」若者は多いと思います。ＩＴ業界等の製造業に多い。
これに似ているような気が、個人的にしました。
（限定正社員は、期間は長いのかも知れませんし、
解雇しやすいのは、なにも偽装請負だけではないんですが、
個人的にこれの形を変えた物では？ と思いました。）
実質は、偽装請負も命令される事から同じであるような気がします。
ですが、企業側の思惑はどうであろうが、
偽装請負は「請負契約」である為、
企業側が何と言おうと請負契約ですので、
誰かに命令される事もなく、契約内容を進めて行けば良く、
何時から働こうが、いつ休もうが自由です。
遅刻等の概念はないはずです。
（これらがちゃんと守られていれば普通の請負になるでしょう。
こういうのが守られないのが偽装請負。）
保険や税金を自分の報酬から後日、自分自身で納める必要があります。
それゆえ、契約額が高額（通常の給料の２倍以上）になる事もあります。
請負は、ある程度１人で出来て、契約金が多い人には、自由であるというメリットもあります。
もちろん責任問題が発生した時はきついです。
経営側からの指揮命令権はなしであるはずが、
指揮命令や多くの制限をされている場合は、「偽装請負」になります。
そこで法律上問題になるのだと思います。
使い捨てはしたいが、これも何とかしようとして、偽装請負を合法にした限定正社員を生み出そうとしているような気がしました。
偽装請負も限定正社員のどちらも、
経営側からみれば、命令出来るし、仕事が無くなると解雇（契約更新なし）できるので嬉しい事のようです。
限定正社員は、偽装請負に建前上ではあるが、それでもあった自由な面すらも排除し、
経営側からみて、偽装請負よりもっとメリットがある働かせ方のような気がします。
一般の働く側から見れば、どちらも良い条件ではないでしょうけど、
限定正社員は、もっと条件が悪いかも知れません。
経営側からみれば、合法的に
命令出来るし、規則を押し付けられるし、仕事が無くなると解雇（契約更新なし）出来るので、
偽装請負より安全に、働く人を使い捨てしやすいのかも知れません。
働く側からみた限定正社員のメリットは、
責任の行先ぐらいでしょうか？
正社員には及ばないまでも、わずかな安定への期待が得られるとか？
契約社員よりは、もしかして期限が長くなるかもとか？
もちろん他にもメリットはあるんでしょうけど。
限定正社員も働く側から見てそんなに良い制度ではないと思います。
やはり解雇しやすくする為に、限定正社員を作りたいのが主な理由にみえてしまいます。
経営者側が使い捨てしやすくする為に、
正社員から限定正社員にされたりする人や、
これまでなら新入社員の頃から正社員だったはずの人が、まずは限定正社員で。
とかも起こりそうです。
自民党の小泉政権の時に、派遣やなんやらの緩和がされたようで、
企業側は、労働者の使い捨てを勧めて来ました。
結果、少子化の一因にもなっていると思います。
今回も自民党の政権です。
自民党は、大企業優遇とも聞きます。
限定正社員制度で、もっと多様にひどくなるかも知れません。
安倍政権は、「限定正社員」の雇用ルールを２０１４年度までにまとめるらしいので、
経営者側からではなく、働く側からみて良い事に一番の重点を置いて決めて欲しいです。
労働問題や少子化が改善するような政策であれば良いのですが。
記載：2013年07月頃
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