労働環境問題ありの企業のブラックリストの公表はどこでしているのか?
☆労働環境問題ありの企業のブラックリストの公表はどこでしているのか?
自分や家族が、就職や転職をするとなると、企業の労働環境問題が気になるかと思います。
そういう事に答える形なのか、
2015年5月15日。
厚生労働省は、従業員に過酷な労働を強いるブラック企業の社名公開を
正式に発表しました。
18日から実施するようです。
しかし、これまでの公表方法からみても、きっと色々問題がありそうです。
今回の新しい公表の対象は、以下のすべてを満たす企業のようです。
・違法な長時間労働
(1ヶ月の時間外労働(休日労働含む)100時間を超える従業員が
1つの事業所で、10人以上、もしくは4分の1以上の場合)
・年3回是正勧告を受けた(3か所の事業所で)
・大企業
そういう企業では、労働時間を改ざんしたりしているそうなので、
知っている人は、労働基準監督署などへの積極的な連絡も必要なのかも知れません。
中小企業は対象外なのは問題です。
目的は、
・過重労働を防ぐ事
私も月200時間を超える時間外労働をしてきたりしてきましたが、
昔は、何も知らず、こういうもんだと思っていました。
あまりに長い就業は、身心を病むと思いますし、周りが見えなくなってしまいます。
そういうみなさんは、疲れもピークが過ぎると、妙なハイテンションになったりしていました。
起きる→仕事→昼ごはん→仕事→夜ごはん→仕事→風呂→寝る→(戻る)休日少なし
休日は洗濯→ぼーっとする→寝るの繰り返しでは、駄目かと思います。
政治や社会の仕組みにも興味を持つ時間もありません。
それが狙いにあったのかも知れませんが。
これまで社名を公表していたのは、
①是正勧告
②書類送検
①→②の2つを満たさないと、公表しなかったそうです。
①だけでは、公表していなかったそうです。
・2013年の是正勧告数、書類送検数
是正勧告数:11万2873件
書類送検:1043件
わずかですが、公表されていたはずですが、
問題は、どこで「社名」を公表されているのかが、わからない事です。
厚生労働省ページを見てもわかりません。
調べてもさっぱりわかりません。
気になるので、厚生労働省の部署に電話して聞いてみました。
厚生労働局は、各地方の労働局のページでその情報を配信しているそうです。
どのURLで配信されているかというと、
大阪労働局の場合、
新着情報で、「2週間だけ」企業名が表示されているそうで、
これでは、本当に公表する気があるのかと思います。
それも他の新着情報とごっちゃで、公表専門のページでもない。
ここでは、書類送検については、大企業・中小企業に関わらず表示しているそうです。
「数だけ」は、公表記録が残されているようで、
大阪労働局の場合、
司法処分状況にあります。
しかし、私たちが知りたいのは、これに加えて
悪質な企業名であって、最低でも何年かは公表を続けて頂けないと、
企業の再発防止にも弱いと思います。
「2週間だけ」では、ホームページから消えれば、
テレビや新聞で報道されない限り、わかりません。
2週間でこれから正しく行う事になるという判断なんでしょうけど。
今回は、上に追加して、
書類送検なしでも大企業だけは公表するそうです。
2015年5月18日時点では、どこで公表されるのか
公表先を聞いても、まだ決まっていないか、わからないとの事です。
実施日に即日公表されるとは思いませんが、
実施日に公表先が決まっていないというのは、どういう事なんだろう。
これまでの公表状況から考えても、期待できないものになるかも知れませんが、
大企業という事なら、テレビや新聞で言われるのかも知れません。
中小企業も公表して頂きたいです。
労働環境問題ありでしか出来ないのなら、自分1人で出来る事業を考えるべきです。
・悪質な中小企業の公表
(みんな大企業に勤めているわけではないですし)
・公表期間の延長
(ページトップにでも企業名リストと違反内容を記載するべきだと思います。)
(ただ、どこまでの期間表示させるかは問題。
長すぎるのも問題だが、今は短すぎるかと思います。)
どうも今は、形だけしているといった感じがして、
これではよくならないと思います。
また数が多いサラリーマンだけよく言われますが、
個人事業者には、休日も労働時間も関係ないです。
普通の労働者は、こういう事が言われるので、
企業は使い捨てしにくい為、
個人事業者を利用して普通の労働者のように、命令して、
人を使う企業も(偽装請負)多くあります。
こういう対策も進んでいないように思います。
一度、無知を利用され、
企業や社会の当たり前とされる違法な理不尽に翻弄され、
ダメージを受けてしまうと、
今後、なかなかそれらを信用できなくなるかと思います。
勉強になったと思うか、やる気をなくすかは人それぞれです。
勉強になったと思うなら良いですが、
そうではなく、ずっと苦しむ人もいるかと思います。
子供や新社会人には、それらを経験した大人が正しい意味で賢くなって、
教えていったり、変えていかないと、被害者が増えると思います。
政権も、労働環境問題ありの企業を減らすつもりなら、
まだまだやりようがあるかと思います。
企業票も欲しいし、やはり本気じゃないのかな。
追記です。
2017年5月10日に、厚生労働省のページに企業一覧のPDFが追加されたとのニュースがありました。
知った名前もあるかも知れません。
Yahooニュースによると、「書類送検“ブラック企業”334件」との題名です。
「最近半年間に書類送検し、社名を公表した全国334件の一覧表を初めて作成」
「送検を公表した日から約1年間掲載し、毎月更新すると決めた」
「労働安全衛生法違反209件
賃金未払いなど最低賃金法違反62件
違法な長時間労働をさせるなどした労働基準法違反60件
労働者派遣法違反19件」
との事のようです。
とりあえず、
パッとみて、ページのどこにあるかわかりにくかったので、
書いておきます。
トップ→「長時間労働削減推進本部」
→「労働基準関係法令違反に係る公表事案」
のPDFにありました。
都道府県の労働局別に、公表事案の一覧
内容は、
(企業・事業場名称
所在地
公表日
違反法条
事案概要
その他参考事項)
がありました。
ちょくちょくみて、保存しておきます。
記載:2015年05月頃
追記:2017年05月頃
自分や家族が、就職や転職をするとなると、企業の労働環境問題が気になるかと思います。
そういう事に答える形なのか、
2015年5月15日。
厚生労働省は、従業員に過酷な労働を強いるブラック企業の社名公開を
正式に発表しました。
18日から実施するようです。
しかし、これまでの公表方法からみても、きっと色々問題がありそうです。
今回の新しい公表の対象は、以下のすべてを満たす企業のようです。
・違法な長時間労働
(1ヶ月の時間外労働(休日労働含む)100時間を超える従業員が
1つの事業所で、10人以上、もしくは4分の1以上の場合)
・年3回是正勧告を受けた(3か所の事業所で)
・大企業
そういう企業では、労働時間を改ざんしたりしているそうなので、
知っている人は、労働基準監督署などへの積極的な連絡も必要なのかも知れません。
中小企業は対象外なのは問題です。
目的は、
・過重労働を防ぐ事
私も月200時間を超える時間外労働をしてきたりしてきましたが、
昔は、何も知らず、こういうもんだと思っていました。
あまりに長い就業は、身心を病むと思いますし、周りが見えなくなってしまいます。
そういうみなさんは、疲れもピークが過ぎると、妙なハイテンションになったりしていました。
起きる→仕事→昼ごはん→仕事→夜ごはん→仕事→風呂→寝る→(戻る)休日少なし
休日は洗濯→ぼーっとする→寝るの繰り返しでは、駄目かと思います。
政治や社会の仕組みにも興味を持つ時間もありません。
それが狙いにあったのかも知れませんが。
・これまではどうだったのか?
これまで社名を公表していたのは、
①是正勧告
②書類送検
①→②の2つを満たさないと、公表しなかったそうです。
①だけでは、公表していなかったそうです。
・2013年の是正勧告数、書類送検数
是正勧告数:11万2873件
書類送検:1043件
わずかですが、公表されていたはずですが、
問題は、どこで「社名」を公表されているのかが、わからない事です。
厚生労働省ページを見てもわかりません。
調べてもさっぱりわかりません。
気になるので、厚生労働省の部署に電話して聞いてみました。
厚生労働局は、各地方の労働局のページでその情報を配信しているそうです。
どのURLで配信されているかというと、
大阪労働局の場合、
新着情報で、「2週間だけ」企業名が表示されているそうで、
これでは、本当に公表する気があるのかと思います。
それも他の新着情報とごっちゃで、公表専門のページでもない。
ここでは、書類送検については、大企業・中小企業に関わらず表示しているそうです。
「数だけ」は、公表記録が残されているようで、
大阪労働局の場合、
司法処分状況にあります。
しかし、私たちが知りたいのは、これに加えて
悪質な企業名であって、最低でも何年かは公表を続けて頂けないと、
企業の再発防止にも弱いと思います。
「2週間だけ」では、ホームページから消えれば、
テレビや新聞で報道されない限り、わかりません。
2週間でこれから正しく行う事になるという判断なんでしょうけど。
・今回はどこで公開するのか?
今回は、上に追加して、
書類送検なしでも大企業だけは公表するそうです。
2015年5月18日時点では、どこで公表されるのか
公表先を聞いても、まだ決まっていないか、わからないとの事です。
実施日に即日公表されるとは思いませんが、
実施日に公表先が決まっていないというのは、どういう事なんだろう。
これまでの公表状況から考えても、期待できないものになるかも知れませんが、
大企業という事なら、テレビや新聞で言われるのかも知れません。
中小企業も公表して頂きたいです。
労働環境問題ありでしか出来ないのなら、自分1人で出来る事業を考えるべきです。
・問題提議
・悪質な中小企業の公表
(みんな大企業に勤めているわけではないですし)
・公表期間の延長
(ページトップにでも企業名リストと違反内容を記載するべきだと思います。)
(ただ、どこまでの期間表示させるかは問題。
長すぎるのも問題だが、今は短すぎるかと思います。)
どうも今は、形だけしているといった感じがして、
これではよくならないと思います。
また数が多いサラリーマンだけよく言われますが、
個人事業者には、休日も労働時間も関係ないです。
普通の労働者は、こういう事が言われるので、
企業は使い捨てしにくい為、
個人事業者を利用して普通の労働者のように、命令して、
人を使う企業も(偽装請負)多くあります。
こういう対策も進んでいないように思います。
一度、無知を利用され、
企業や社会の当たり前とされる違法な理不尽に翻弄され、
ダメージを受けてしまうと、
今後、なかなかそれらを信用できなくなるかと思います。
勉強になったと思うか、やる気をなくすかは人それぞれです。
勉強になったと思うなら良いですが、
そうではなく、ずっと苦しむ人もいるかと思います。
子供や新社会人には、それらを経験した大人が正しい意味で賢くなって、
教えていったり、変えていかないと、被害者が増えると思います。
政権も、労働環境問題ありの企業を減らすつもりなら、
まだまだやりようがあるかと思います。
企業票も欲しいし、やはり本気じゃないのかな。
・2017年 厚生労働省のページにPDFが追加
追記です。
2017年5月10日に、厚生労働省のページに企業一覧のPDFが追加されたとのニュースがありました。
知った名前もあるかも知れません。
Yahooニュースによると、「書類送検“ブラック企業”334件」との題名です。
「最近半年間に書類送検し、社名を公表した全国334件の一覧表を初めて作成」
「送検を公表した日から約1年間掲載し、毎月更新すると決めた」
「労働安全衛生法違反209件
賃金未払いなど最低賃金法違反62件
違法な長時間労働をさせるなどした労働基準法違反60件
労働者派遣法違反19件」
との事のようです。
とりあえず、
パッとみて、ページのどこにあるかわかりにくかったので、
書いておきます。
トップ→「長時間労働削減推進本部」
→「労働基準関係法令違反に係る公表事案」
のPDFにありました。
都道府県の労働局別に、公表事案の一覧
内容は、
(企業・事業場名称
所在地
公表日
違反法条
事案概要
その他参考事項)
がありました。
ちょくちょくみて、保存しておきます。
記載:2015年05月頃
追記:2017年05月頃
Twitter Facebook Google+ はてな Pocket LINE
管理人による書き込みの確認後、荒らし書き込みでない場合に表示させていただきます。
悪意ある書き込みや挑発的な書き込みと思われる内容は、表示させません。
その為、ちょっと書き込みから表示までに時間がかかってしまいます。ご了承下さい。
暑さの一番の原因はなんだと思いますか?
あなたの支持する政党はどの党ですか?
今のページの関連ページのリストへ
ザ・覚書のトップページに戻る
全ページのリストへ