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「株」とはなにか? 「投資する」という事はどういう事か? 株の仕組み

☆「株」とはなにか? 「投資する」という事はどういう事か? 株の仕組み

私は、だいぶ前に株主優待が欲しくて、株を買って、
今でもその株主優待が欲しいので、売りも追加買いもせず
ずっとその株を持っているのですが、
買う時は、株についてちょっとだけ調べていい加減に買いました。
買った時より随分下がっていますが、毎年優待を貰っているのでまあ満足です。

2015年7月、中国の株式がすごく下がっているのを知って、
もう一度、株について考えてみようと思い、基礎からのメモです。

あんまり市場とか理解していないので、正しいかどうかはわかりません。
できるだけわかりやすそうな書き方をしているつもりです。





・「株」とは


ある企業(会社)が、事業に使う資金調達の為に発行したものを「株」と言います。
企業は、その株を買ってもらったお金で、サービスや木材を買ったりして、利益を伸ばそうとしたりします。

また発行株式の数を増やす事も出来るようです。(「増資」とかいうそうです。)


・「株」を買う。「株式投資」するという事は?


その企業に、自分のお金で出資する事になります。
「株主」という事になって、オーナーの1人という事になります。
年1回くらい開かれる「株主総会」に行く事が出来、役員の任命とかの決定に
持ち株数の分だけ投票権が与えられます。(株主総会までの旅費は実費です。)

オーナーというとすごく偉そうに感じますが、
多数決でそういう事を決めるので、1株や全体のわずかの数を持っているだけでは、
まあ意向は通りません。
オーナーというと聞こえは良いですが、実質はなんの決定権もありません。
いっぱい株数を持っている人たちが、主に決めてしまいます。

純粋な意味では、その企業を応援する為に株を買って、
買った株式に応じて、その企業は、買った人に「配当」として
年に2回とか銀行振込とかでお金を渡します。(配当金)
業績が悪いとその配当金がなかったり、いつもより安くなったりします。
ですが、これは義務ではないそうです。

株は、我々一般人が普通買えるのは、証券会社だと思います。
株の保管は、証券会社がします。

もちろん買った「株」自体にも価値があり、その株は証券会社を通じたりして
売買出来ます。
でも売買する時には、
中間に入る証券会社への手数料や増えれば国への税金を払う必要があります。

ただ、売る時に企業が払い戻しているという事ではなく、
別の誰かに買ってもらっているという事だそうです。
(発行した企業への払い戻しの要求は出来ない)
だから企業が初めに株を売った時の額の利益は、企業が確保出来るようです。

別の誰かと書きましたが、
株を発行した企業自身が、自分の企業の株を買ったりもあるそうです。

会社によっては、「株主優待」というのがあって、
年に1回とかその会社の物や、サービス券を郵送で送ってくれたりします。



例:
20X0年
25万円のお金を出してある企業の株を1株買った(出資した)。
配当金として年2000円くれた。(額は企業が決める)
株主優待として、サービス券をくれた。

私の出資したお金で、サービスの充実や必要な機材を買って、
がんばってね!
自分も得するかも。

20X1年
企業の業績が良くなり、または、期待から他の人が株を欲しがって
株が高くなった。
1株の値段が30万円になった。(25万円から5万円分の価値が増えた事になる)
配当金として年3000円くれた。(業績が上がったから増えた)
株主優待として、サービス券をくれた。

わーい。嬉しい。

20X2年
企業の業績が悪くなり、または、他の人も心配になって売ってしまい
株が安くなった。
1株の値段が10万円になった。(買った時の25万円から15万円分の価値が減った事になる)
配当金がなくなった。
株主優待もなくなった。

残念無念。

(手数料とかを無視した場合。)



株を買った際、上場した企業は、買った証拠として、
昔は、「株券」というのを渡していたんですが、
2009年、電子化してしまったので、今は物としてありません。
当時それを聞いて、手元にない、現物がないというのは不安でした。
実際は今は不便はありません。


こういう株は、本来の理想は、企業を応援する為に買うんですが、
その株の価値の上下だけを考えて、出資する人が多いようです。
買っている多くの人がこれに当たるかと思います。
マネーゲームになっているかとは思います。
それは良いか悪いかはそれぞれの考えですから別として
資本主義の1つなのでしょう。

私は、株主優待が欲しいが為に、主に買ってしまいました。
結果、他に同じような企業がある中、その優待を利用し、
そこを頻繁に利用しているので、まあ応援にはなっていると思います。

企業の成長や期待が増えなければ(実質の上昇がなければ)、
本来、株価というのは思い切り上がるのはおかしいのですが、
そういうマネーゲームの結果、実質の上昇がなにも期待できないのに
株が上がって、どこかの時期で政府なりが手を打って、
実質価格に下がったり、実質以上に下がったりするそうです。


・「株式」とは?


株主としての権利を表すもの。

「株券」との違いは、
「株式」は、権利。
「株券」は、権利は権利を表すなにか。昔は紙に書いたもの、今はデータ。

・株は購入金額以上にマイナスにはならない?


現物取引の場合、投資した金額以上にはマイナスにならない。
例えば、10万円投資した会社が倒産して株価0円になっても
投資した金額以上にはマイナスにならない。
投資した10万円が0になるだけ。
ただし、手数料を考えればマイナスにはなるかも。

お金を借りて取引を行う「信用取引」は手持ち資金の何倍かを買えるらしいので、
得すれば何倍プラスですが、損すると同じく何倍マイナスなので、
マイナスになるかも。


・すべての企業の株は買えない


上場して、公開されていないと、普通は買えません。
小さい株式会社は、ある特定の人だけに売ったりしているようです。

また公開されていても全部の株数を売っていないと思います。
あまりの数を公開して売ってしまうと、会社経営が乗っ取られる可能性があるからです。

・その企業が倒産したら?


その企業への出資金ですので、もちろん株の価値は、結果的におそらく0円になります。
なので、その前に売ってしまおうと思うんでしょうけど、
倒産するほどですから、そういう株を買ってくれる人は少ないし、
売れてもすごく安値だったりするかと思います。

傾いて来たと感じたら、まだ値が上下する早いうちに損をわかって売るのが普通かとは思います。
ここでもマネーゲームで儲ける人はいるんでしょうけど。

・株を保管していた証券会社が倒産したら?


証券会社というのは、分別管理義務というのがあって、
普通の証券会社なら自分の財産と預かった株を別々に管理しているそうです。
多くが、株式会社証券保管振替機構、通称「ほふり」とかいうところで管理するのが普通らしいです。
分別管理義務を怠っている証券会社があったなら入っていないかも知れませんが。

なので、普通は、証券会社が倒産しても、株の権利は大丈夫だそうです。
でも「ほふり」という会社も株式会社なんですよね。
書きませんが、想像しましょう。
そんな事態になったら、資本主義の日本は無茶苦茶でしょうけど。
国経営であった年金は消えたりしていますが。

またその証券会社は、倒産しているのだから、手続きにすごく手こずる事になるかとは思います。

またまともな証券会社は、投資家保護基金というのに入っていたりして、
上限1000円まで保護されるらしいです。

今度、機会があったら、自分が保管をお願いしている証券会社にも聞いてみよう。

・企業側から見る株


株は出資者に「売っている」ものなので、返済の必要はなく、利息などを払う義務もない。
配当金や株主優待も義務ではない。
でも、配当金や株主優待をしないと買ってくれないかも知れない。
またそれらで、イメージアップし、株価が上がると、1株辺りの値段が上がるので
次に発行した株は、その分、資金が調達できる。
また自社で自社の株を買った分は、上がれば利益が出る。

・企業から見て、株が上がるという事は?


一般に、株が上がるという事は、企業が期待されている事になるので嬉しいし、
次に発行した株は、資金も調達できる。
企業イメージも上がって、製品を買ってくれたりして利益も上がり、良い人も就職してくれる。

・企業から見て、株が下がるという事は?


一般に、株が下がるという事は、企業が期待されていない事になるので悲しいし、
期待が少ないので、株を買ってくれる人も少なくなるかも知れない。
次に発行した株の資金調達の額が下がった分減る。
自社株を持っていたら、自分の痛い。(資産が減る)

・企業から見て、株は上がっても下がっても買ってもらう事自体は得?


投資家から見れば、下がれば確実に損ですが、
企業から見れば、既にその価格で買ってもらっているので、下がっても下がる前のお金は企業のもの。
企業には、「買ってもらう事自体」は、どっちにしてもお金は入ってくるかと思います。



例:
① 投資家:10万円で株を買う
② 企業:10万円貰う
③ 株価が下がって、5万円に。

投資家がこの時点で株を誰かに売っても(別に企業が払い戻すわけでもない)、5万円しか戻って来ない。
企業は、既に10万円もらっている。


例:
① 投資家:10万円で株を買う
② 企業:10万円貰う
③ 株価が下がって、20万円に。

投資家がこの時点で株を誰かに売ったら、20万円戻って来る。
企業は、上がろうが下がろうが、既に10万円もらっている。

(手数料を除く。)


この辺よく理解できていません。


・感想など


改めて考えたり、調べたりして、
家庭や授業で聞いていなかっただけかも知れませんが、義務教育のレベルでこういう事を知りたかったと思います。
こういうシステムが良いかどうかは別ですが、歴史の年号の数字を覚えるよりずっと大事な事だと思います。

また何か疑問に思ったり、知ったら書いてみます。
個人メモですので、正しいとは限りません。






記載:2015年07月頃

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