寄生虫によって行動を支配される動物がいるらしい

☆寄生虫によって行動を支配される動物がいるらしい

あるゲームをしていて知ったんですが、
魚（？）に寄生虫が入り込んだら、寄生虫が魚の脳を支配して、
わざと鳥に食べられやすい水面を泳いで
鳥に食べられるようになり、食べられ、見事、寄生虫は鳥に移動する。

というような事が書かれていました。
（ちょっと内容が違うかも）

ゲームなんで、フィクションの話なのかな？
と思っていましたが、気になってちょっとインターネットで調べたら、
そんな事を書いているページもあるようです。

ちょっと興味本位で調べた時の覚書です。

・寄生虫とは

他の動物や植物に寄生して、栄養などをもらって生きている動物。
寄生された方を「宿主（しゅくしゅ）」という。

体内に入る者と、体表面に寄生するものがある。

基本的には、小さい。

・有名な寄生虫

・カイチュウ：野菜→人の体内（卵）→大便（卵）→大便を肥料に→野菜→
　　　　　　（現在は肥料が変わって来ているので、激減したらしいです）
・ギョウチュウ：人の盲腸に寄生→肛門で産卵→かゆみ→かく→その手があちこち→
　　　　　　　　人へ→人の盲腸に寄生→
・サナダムシ：腸に住み着き・・・　
・ハリガネムシ：水中で産卵→水生昆虫が食べて体内に→カマキリとかが水生昆虫を食べる、体内へ→
　　　　　　　　成体→カマキリとか出て水中へ→

・支配（？）はある特定の寄生虫だけらしい

普通は宿主と共存するらしいんですが、
一部の寄生虫は、上のような事を引き起こす事があるようです。

・その特定の寄生虫の例

・ロイコクロリディウム①：貝（オカモノアラガイ）の目に寄生→
　　　　　　　　　　　　　普段は物陰にいるはずの貝が移動（支配）→
　　　　　　　　　　　　　鳥の目に付き→鳥が目をつつく→
　　　　　　　　　　　　　幼虫が飛び出す→鳥がそれを食べる→
　　　　　　　　　　　　　鳥の体内に進入

・ロイコクロリディウム②：鳥の糞の中に卵→カタツムリが糞を食べる→
　　　　　　　　　　　　　触覚に移動→激しく動いて芋虫のように見せる（支配）→
　　　　　　　　　　　　　普段は物陰にいるカタツムリが明るいところに移動（支配）→
　　　　　　　　　　　　　鳥が食べる→
　　　　　　　　　　　　　（Youtubeとかに動画があるようですが怖くて見れません）

・感想

どうやら動きを支配する寄生虫は、本当にいるようです。
脳を支配しているのかどうかはよく分かりませんが、
少なくとも変な行動をさせているのはその寄生虫のようです。

人間は、いまの所、寄生虫によって動きを支配されているようには思いませんが、
そう思うだけで、知らず知らずに寄生虫に動かされているかも知れません。

ちょっと恐ろしい事です。







記載：2012年12月頃

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