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「霧(きり)」と「もや」と「霞(かすみ)」と「口から出る白い息」とかの違い

☆「霧(きり)」と「もや」と「霞(かすみ)」と「口から出る白い息」とかの違い

雨の日など、道の視界が悪くなって、「もやっぽいもの」がかかっているように見える時がありますが、
その呼び名で悩みました。

ある人は、「霧(きり)」。
ある人は、「もや」。
どっちなのか、色々自説を出すのは楽しい会話。

しかし、結局わからないので、調べた覚書です。
ついでに、「霞(かすみ)」と、「口から出る白い息」も。





・霧(きり)とは?


空気中にある水蒸気が、小さい水滴として、
「浮かんでいる」時の状態。
なぜ浮かんでしまうかと、
空気には、水蒸気を含める量が決まっていて、
温度の差などで(一般的に、温度が下がると、空気中の水蒸気が水滴になって出てくる)、
普通は、空気に入っていた水蒸気が、空気に含まれなくなって、
空気の外に出てきてしまって、そう見えます。

見通せる距離が、1キロメートル未満の場合を霧(きり)という。

・もやとは?


空気中にある水蒸気が、小さい水滴として、
「浮かんでいる」時の状態。
霧と同じですが、見通せる距離が、違います。
見通せる距離が、1キロメートル以上(10キロメートル未満)の場合をもやという。

・結局


見通せる距離が、1キロメートルを測るのは、普通の歩く道では難しいでしょうから、
判断には困りますが、

簡単にいうと、
「もやっぽいもの」が強いとか濃い場合は、「霧(きり)」。
「もやっぽいもの」が弱いとか薄い場合は、「もや」。
という事になるかと思います。

もやの方が弱いと覚えておいたら良いんでしょう。

ただ、この距離については、気象用語で決められていることのようで、
川や堀の水から発生する「もやっぽいもの」は、「蒸発霧」とか言い「霧(きり)」と付きます。
川の水などから蒸発した水蒸気が、温度が低い時などに冷やされて、「もやっぽいもの」になりますが、
「見通せる距離が、1キロメートル未満の場合を霧」という。
「見通せる距離が、1キロメートル以上の場合をもや」という。
を考えると、その「もやっぽいもの」の見渡せる距離は、たぶん、1キロメートル以上とは思えるんですが、
これは、なぜか「蒸発もや」とは言わず「蒸発霧」と言い、
この点、結構あいまいのようです。

・霞(かすみ)とは?


ついでの霞。
まず、霞というのは、気象用語ではないようです。

見えているのは、空気にあるとても小さなちりや、煙の粒など。

これで、白く見えるようです。

「霧(きり)」と「もや」が発生する条件以外で、「なんかぼやけてるな」というのが、
霞(かすみ)と、覚えておけば良いのでしょう。

・口から出る白い息


寒い時などに口から白い息が出ますが、これは、
体内の温度(温い)。そして、息には水蒸気が含まれる。
ことと、
冬で外の温度(寒い)の差
で、普通では見えない息が、
水蒸気が冷やされる事で、水滴変わって見えるという現象です。

これを考えると、口から出る白い息は、「もや」とも言えるのかも知れません。

ただ、この口から出る白い息は、寒い南極では出ないそうなんです。

その理由は、南極の空気が綺麗で、小さいチリとかホコリがない為に、
出てきた水蒸気が、小さいチリやホコリくっつけないからだそうなんですが、
これを考えると、
「霧(きり)」と「もや」と「口から出る白い息」の発生条件には、追加が必要で、
小さいチリやホコリが必要となるのかも知れません。





記載:2018年01月頃

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