祝日のそれぞれの意味

☆祝日のそれぞれの意味

日本の祝日は、正確には「国民の祝日」という名称で、
「国民の祝日に関する法律」（祝日法 1948年施行）に記載されています。

江戸時代は、お盆と正月しか祝日休みがなかったそうです。

明治に入ってから、他の国と付き合い始め、
別の国は祝日をはっきり理由を決めて休んでいるのに、
日本にはちゃんとした理由がなかった事から決めだしたそうです。

そういうわけで、
何をする日と言う事も法律に書かれていて、それのメモとかです。

2017年では、全部で16日ある。

・祝日の目的

祝日は
・美しい風習を育て
・よりよき社会を築きあげる
・より豊かな生活を築きあげる
為に、
・祝い、感謝する
・記念する日
と書いてあります。

・それぞれの祝日の意味・目的

・元日
　１月１日　年のはじめを祝う。

・成人の日　１月の第２月曜日
　大人になった事を自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます。
　（これだけ見ると、大人なら年齢は関係ない。
　　大人ならこの日に自覚するという事になる。）

・建国記念の日　政令で定める日（2月11日）
　建国をしのび、国を愛する心を養う。
　1966年に制定。
　
　注意：ただ、日本の歴史は古く、
　正しい建国の日はわからないので、
　建国を意味する紀元節に習っている。
　日本書紀（奈良時代の歴史書）に記された神武天皇即位の日。

・春分の日　春分日（３月２１日頃）
　自然をたたえ、生物をいつくしむ。
　（これだけ見ると、お彼岸とはちょっとずれるような気もしますが、
　　「生物をいつくしむ」なので人間も入ってからなのかも知れません。）

・昭和の日　４月２９日
　激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。

・憲法記念日　５月３日
　日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。

・みどりの日　５月４日
　自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。

・こどもの日　５月５日
　子供の人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
　（父には感謝しないのね・・・。
　　これだけ見ると、年齢は関係ない。）

・海の日　７月の第３月曜日
　海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。

　1995年に制定。
　阪神淡路大震災を機に（海から物（支援物資）を運べる事もあり）
　海の重要性を再認識する事もあり作られた。

　日付は、1876年、明治天皇が東北地方から帰る際、船で戻った事を、
　当時の人は、鉄の船が無事帰って来たと、喜んだ。
　それが7月20日。1941年に、その日を海の記念日と制定。

・山の日

・敬老の日　９月の第３月曜日
　多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。

・秋分の日　秋分日（９月２３日頃）
　祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ。

・体育の日　１０月の第２月曜日
　スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。

　元々は、1964年の東京オリンピックの開会式の日付。

・文化の日　１１月３日
　自由と平和を愛し、文化をすすめる。

　元々は、明治天皇の誕生日。
　戦前は、明治節と言われていたが、
　戦後、占領軍から良くないと言われこういう名称に。

・勤労感謝の日　１１月２３日
　勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。

・天皇誕生日　１２月２３日
　天皇の誕生日を祝う。





記載：2015年09月頃
追記：2017年02月頃

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