2011年　東日本大震災覚書　04月18日から04月24日

☆2011年　東日本大震災覚書　04月18日から04月24日

テレビの報道や新聞、インターネットからの情報を見た覚書です。

　2011/04/18日以降になってからの記録です。
　（多くは書ききれませんが、書けた分だけでも残しておきます。
　　時事の日付の前後は多少あるかと思います。
　　まとまりがないのは記録としてご容赦下さい。
　　更に覚書内容が薄くなってしまっています）

全体感想

　　・原子力安全保安院の
　　　核燃料が「溶融していると思われる」発言。

　　　テレビでもあんまり取り上げないようですが、これ以上進むと
　　　メルトダウン（炉心溶融）して、熱い燃料が色々溶かしながら下へ下へと
　　　地球を削っていくのですよね・・・。

2011年04月18日（月）（発生1ヶ月と1週間）

　　・福島第1原発（10：00頃情報）
　　　　1・3号機　遠隔操作ロボットが測定した放射線量 測定値
　　　　　原子炉建屋内
　　　　　　・1号機：最大毎時49ミリシーベルト
　　　　　　・3号機：最大毎時57ミリシーベルト
　　　　　約40メートル離れた場所（？）
　　　　　　・1号機：270ミリシーベルト

　　・福島第1原発（11：00頃情報）
　　　　4号機　原子炉建屋地下1階、約20センチの深さの
　　　　　　　　放射性物質を含んだ水が溜まっていると判明

　　・参議院予算委員会（17：00頃情報）
　　　　菅首相：「（原発）事故を踏まえて白紙から検証し、再検討する必要がある」

　　・福島第1原発（21：00頃情報）
　　　　原子力安全保安院：1～3号機の核燃料が「溶融していると思われる」。
　　　　（ついに発表しましたね）
　　　　・炉心危険3段階（今は燃料溶融らしいです）
　　　　　　レベル1：炉心損傷
　　　　　　　燃料を覆う金属のは壊れているが、燃料の形は崩れていない状態。
　　　　　　レベル2：燃料溶融
　　　　　　　燃料の一部が溶けだしている状態。
　　　　　　レベル3：メルトダウン＝炉心溶融
　　　　　　　溶けた燃料が下に落ちていく状態。（←最悪）
　　　　　（レベル3になったらどこまで燃料が落ちていくのでしょうか？）

　　・福島第1原発（22：00頃情報）
　　　　4号機
　　　　　原子力安全保安院、
　　　　　原子炉建屋地下1階、約20センチの深さの放射性物質を含んだ水が
　　　　　溜まっていると判明した件の水深を修正
　　　　　修正後は、約5メートル。

2011年04月19日（火）

　　　・放射線問題（03：00頃情報）
　　　　　茨城県つくば市
　　　　　　避難者に、放射能汚染の有無を確認する検査の証明書の提示を要求
　　　　　　していた事が判明
　　　　　　つくば市：抗議を受け、やめた。

　　　・被害一部判明（14：30頃情報）
　　　　　福島第1原発 20km圏。
　　　　　牛約3000頭、豚約3万匹、鶏約60万羽　が 取り残され、
　　　　　餓死の危険。

　　　・福島第1原発（10：30頃情報）
　　　　　汚染水を、敷地内 集中廃棄物処理施設へ移送 作業開始
　　　　　・汚染水 6万7000トン
　　　　　・廃棄物処理施設の容量 3万トン

　　　・被害一部判明（19：30頃情報）
　　　　　水死が約9割、死亡者は60歳以上が6割。

2011年04月20日（水）

　　　・福島第1原発（20：00頃情報）
　　　　　汚染水 移送の件
　　　　　水位が、前日より約2センチ下がったとの事。

2011年04月21日（木）

　　　・放射線問題（11：00頃情報）
　　　　　福島第1原発 20km圏内　22日から立ち入り禁止。
　　　　　・立ち入り禁止：「警戒区域」を設定

　　　・放射線問題（11：30頃情報）
　　　　　福島第1原発 20km圏内　一時帰宅を認める方針
　　　　　　滞在時間は最大で2時間程度

　　　・放射線問題（13：00頃情報）
　　　　　菅首相：福島県知事と会談・避難所訪問
　　　　　　避難者：怒号
　　　　　　　「早く原発を抑えてくれ」
　　　　　　　「早く家へ帰らせてくれ」

2011年04月22日（金）

　　　・放射線問題（10：00頃情報）
　　　　　東京電力 清水社長：福島県知事と会談・避難所訪問
　　　　　　避難者：「きれいな富岡の町を返して」
　　　　　　　　　　「もう帰りたい」
　　　　　　　　　　「東電は殺人者だ」
　　　　　　　　　　「ここで寝起きしてみて」
　　　　　　　　　　「謝罪はうわべだけ」
　　　　　　　　　　「生活をどうしてくれるのか」
　　　　　　　　　　「頑張ってください」
　　　　　　　　　　「体に気をつけて」

　　　・物資（21：00頃情報）
　　　　　大阪市：市民から集めた救援物資の多く
　　　　　　発送する時点で、すでに必要とされていなかったとの事で
　　　　　　被災地に届けられないまま大量に保管

2011年04月23日（土）

　　　・福島第1原発（06：00頃情報）
　　　　　格納容器の下にある圧力抑制室が、ほぼ水で満たされているようだとの事。

2011年04月24日（日）

　　　・福島第1原発（21：00頃情報）
　　　　　1～4号機の建屋周辺　汚染度マップを公表
　　　　　　約150地点、1時間当たりの放射線量
　　　　　　・原子炉建屋付近
　　　　　　　　1号機：10～40ミリシーベルト
　　　　　　　　2号機：3～70ミリシーベルト
　　　　　　　　3号機：3～60ミリシーベルト
　　　　　　　　4号機：0.4～1.1ミリシーベルト
　　　　　　・タービン建屋付近
　　　　　　　　1号機：数ミリシーベルト
　　　　　　　　2号機：数ミリシーベルト
　　　　　　　　3号機：3.5～20ミリシーベルト
　　　　　　　　4号機：数ミリシーベルト
　　　　　　・原子炉建屋付近のがれき
　　　　　　　　3号機：最大900ミリシーベルト
　　　　東京電力：「現在の線量が作業の工程を大きく左右するものではない」
　　　　（え？　作業している人達は？）

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