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2011年 東日本大震災覚書 04月11日から04月17日

☆2011年 東日本大震災覚書 04月11日から04月17日

テレビの報道や新聞、インターネットからの情報を見た覚書です。

 2011/04/11日以降になってからの記録です。
 (多くは書ききれませんが、書けた分だけでも残しておきます。
  時事の日付の前後は多少あるかと思います。
  まとまりがないのは記録としてご容赦下さい)





全体感想


  ・テラベクレルを超えている事を、確実な情報を出したいからという理由で
   1ヶ月経つまで言わなかったのは、もはや隠蔽にも見えてしまいます。
   周辺地域の方は、とても怒る事でしょう。

  ・政府は、一目で福島第1原発の現況や放射線問題がわかるページを
   作って一般に公開してほしいです。

  ・原発の問題で(あえて曖昧に書きます)、
   責任を取って職を失う人もいるでしょうが、
   言ってみればそれだけなんでしょうかね。
   原発周辺の方は、それどころか、破産する方もあるでしょうし。
   責任ってなんなんでしょうね。
   今後、裁判も起こるでしょうけど。

  ・原発の問題で(あえて曖昧に書きます)、
   最大の被害が起こればどういうものになるか。
   政府は答えを出すべきでしょう。
   最大(大)・最大(中)・最大(小)(←最大に強弱はおかしいですが)
   のどれを発表するかは難しいでしょうけど、言うべきです。

   例えば、
   原発復旧中に大地震が発生して、その影響で
   原発のすべてが、最大のメルトダウンを起こした場合、
   半径○○は、○○年、人が住めなくなる。
   が、そういう事は阻止してみせるし、可能性は○○パーセントもない。

   と、いったような事は覚悟する意味でも言ってほしいものです。
   無理でしょうけど。

  ・「政府・東電が責任を持って保障」というのは、結局、
   電気代を上げて かつ 税金も上げて という事になるんでしょうかね。


2011年04月11日(月)(発生1ヶ月)



  ・人的被害(10日午後7時時点)
    死者 1万3013人
     宮城県7929人、岩手県3811人、福島県1211人など
    行方不明者は1万4608人
     宮城県6460人、岩手県4721人、福島県3423人など
    避難生活 15万1000人
     18都道県、約2360カ所
    避難指示
     原発から半径20キロ圏内

  ・放射線問題(05:00頃情報)
    政府
    福島第1原発から半径20キロ圏の避難地域以外で、
    累積の放射線量が高い地域に対し、新たに「避難指示」を出す方針。

  ・放射線問題(11:00頃情報)
    枝野官房長官 会見
    ・避難指示地域
     これからは、距離でなく、地形、風向き、放射線量等を考慮して
     地域ごとに指示を出す方針
    ・(避難指示は)半年、1年いた場合、健康に影響を及ぼす可能性が生じる場所

  ・放射線問題(11:00頃情報)
    政府から期間を設けて計画的に避難するよう要請。
    (「安全」と言っていたのに1カ月もたって)
    ・福島県飯舘村
      大部分が30キロ圏外。全村。
      村長「何で今さら」
    ・福島県川俣町
      全域が30キロ圏外。一部地域。

  ・地震(17:16頃)
    震度6弱:福島県いわき市、茨城県鉾田市
    震源:福島県浜通り
       深さは約10キロ、マグニチュード7.1
       津波警報、注意報 発令→18:05 解除

    福島第1原発
     ・①外部電源が遮断
      ②1~3号機の原子炉を冷やす為の真水の注水作業を停止
      ③外部電源の復旧
      ④真水の注水作業再開
     ・作業員に退避するよう命令

    福島県いわき市
     土砂崩れ 住宅3棟が巻き込まれ、犠牲者も。

  ・地震(20:42頃)
    震度5弱:福島県中通り
    震源:茨城県北部
       深さは約10キロ、マグニチュード5.9
       津波警報、注意報 なし

2011年04月12日(火)



  ・放射線問題(01:30頃情報)
    原子力安全委員会 11日
     ・福島第1原発から最大で1時間当たり1万テラベクレルの
      放射性物質が放出されていたとの試算。
      (1万テラベクレル = 1京ベクレル)
     ・国際原子力事象評価尺度 レベル5→レベル7になる可能性
      (レベル7:最も深刻・チェルノブイリ原発事故と同様)
     ・現在は1時間当たり1テラベクレルほど
      (1テラベクレル = 1兆ベクレル)
    (発表が遅すぎます!)

  ・放射線問題(08:00頃情報)
    原子力安全保安院
     ・国際原子力事象評価尺度 レベル7に引き上げ決定

  ・福島第1原発(09:00頃情報)
    4号機 近くの建屋でぼや
     ①6時38分頃、
      放水口近くにあるサンプリング建屋から出火しているのを
      作業員が発見
     ②自衛消防隊が消火
     ③異常なし、けが人なし
     ④地元消防が、出火原因を調べている

  ・放射線問題(11:30頃情報)
    原子力安全保安院・原子力安全委員会 会見
     ・福島第1原発から外部に放出された放射性物質の量
      放射性のヨウ素131とセシウム137を合わせて
      原子力安全・保安院の試算:37京ベクレル
      原子力安全委員会の試算:63京ベクレル
      と推定。
     ・現時点では、チェルノブイリ事故の1割前後。
      (チェルノブイリ事故は、10日間で、約520万テラベクレル)

     (チェルノブイリの事故後を調べれば、今後周辺がどうなるかの
      推測はつきます。
      想像はしていましたが、恐ろしい事になりました)

    専門家「国は事故を過小評価しようとしてきたのではないか」

  ・福島第1原発(21:00頃情報)

    1号機 原子炉格納容器への窒素ガス注入 再開
     (11日夕方の地震で中断していたらしい)
     ①17時時点、注入量は3500立方メートル。

    2号機 汚染水移送開始
     ①19時30分過ぎ頃
      トレンチ(トンネル)にある高濃度の放射性物質を含む汚染水を
      ポンプでくみ上げて、ホースで
      タービン建屋内の復水器に移送する作業を開始
      (汚染水は、推定約2万トン、1時間当たり1000ミリシーベルト以上)
     ②まず700トンを移動予定

    2号機 使用済核燃料プールの水位低下、水温計が使えなくなった
     (11日の地震の揺れで水があふれ)

     『燃料プールの基礎』
       深さ:約15メートル
       通常時の水の量:約11メートル
       水温計の位置:約10メートル地点
       使用済み核燃料がある高さ:約4メートル

     (いま水位が何メートルなのか分からないようだが、
      10メートル以下と推測)

2011年04月13日(水)



  ・福島第1原発(11:30頃情報)

    4号機 使用済み核燃料プール 水温上昇
     ①90度まで上昇
     ②放射線量 毎時84ミリシーベルト

  ・菅総理 発言「当面住めないだろう」(16:00頃情報)
    ①首相官邸で、松本健一内閣官房参与と会い
    福島第1原発周辺の避難区域について
    「そこに当面住めないだろう。
     10年住めないのか、20年住めないのか、ということになってくる」
    ②上の言葉を言った事を、松本氏が会談後、記者団に明らかにした。
    ③16:00頃にこの情報がインターネットに流れる。

    (珍しくハッキリ言ったなと思いました。
     値が出たし一般人でも推測すれば分かる事ですので、
     そう推測されるなら、この場合、リーダーたるもの
     隠さずに言わなければいけないでしょうから、
     やっと言う気になったのかと思いました。
     この時は・・・)

  ・福島第1原発(20:30頃情報)

    4号機 使用済み燃料損傷の可能性
     東京電力
     ①使用済み核燃料プールで採取した水、1立方センチメートル当たり
      401ベクレルの放射性物質を検出
     ②「一部の燃料棒が損傷した可能性は否定できない」

  ・菅総理 発言「当面住めないだろう」について(18:40頃情報)

    福島県飯舘村 村長
     「少しでも早く戻れるようにするのが政治家の仕事なのに、
      これが政治家の言葉なのか。
      全く悲しくてならない。直ちに抗議する」
    (悔しい気持ちはわかります)

    ①この報道後、菅総理は、松本健一内閣官房参与に電話をかけて
     情報の否定を指示。(らしい)

    ②松本健一内閣官房参与が改めて記者団に、
     「発言は私の推測だ。首相は言っていない」
     と言い、訂正。

    ②菅総理「私が言ったわけではない」

    (う~ん。「またか」とか思ってしまいました。
     逃げに見えてしまいます。
     でも、徐々に情報を開示するつもりなのかなとも考えられます。
     こういうやり方だと支持率は下がる一方でしょうけど)


2011年04月14日(木)



  ・地震予測(03:00頃情報)
    複数の研究機関が、以下の規模の地震が発生する可能性が高いとの事で、
    分析を進めている。

     東日本大震災の震源域の東側
     マグニチュード8級
     早ければ1か月以内
     津波を伴う地震が再来
     昭和三陸規模の地震が起きると、仙台市で10メートルの津波

    兆候と原因:
     測定データから、日本海溝の東側で海のプレートが
     引っ張られる力が強くなっている為。

    (どう注意すればいいかわかりませんが、注意しておきましょう。
     もし起これば・・・、原発・・・)

  ・東京電力 清水正孝社長(03:00頃情報)
    福島第一原発事故の経営責任を取り、社長職を退く事が確実。
    時期は不明。

  ・福島第1原発10キロ圏内(12:00頃情報)
    福島県警、初の不明者捜索開始
    警察官約300人動員。防護服を着用。
    圏内には約1000人の不明者

  ・海外反応(13:00頃情報)
    韓国:13都県からの輸入に対し、厳格な条件を課すと発表
       事実上の輸入禁止措置。

2011年04月15日(金)



  ・福島第1原発(00:30頃情報)
    3号機 圧力容器の接続部分 急激な温度上昇
     ①2日間で80度、温度が上昇
     ②原子力安全保安院「直ちに問題はない」

  ・政府、東京電力に対し賠償金の仮払い要請(10:00頃情報)
     約4万8000世帯
     1世帯100万円。
     単身世帯は75万円。
     月内にも支給予定。

  ・福島第1原発(11:30頃情報)
    1・2号機 地下水中の放射性物質の濃度、1週間で約10倍増加

2011年04月16日(土)



  ・福島第1原発(06:00頃情報)
    取水口付近にゼオライト投入。
    100キロを詰めた土のう3袋。
    ゼオライト:細かい穴が多数あり、1キロ当たり、放射性セシウム6グラムを吸着

  ・福島第1原発(11:00頃情報)
    複数の送電線を切り替え可能にする改良工事を始める。

  ・地震(11:19頃)
    震度5強:茨城県南部
    震源:栃木県南部
       深さは約70キロ、マグニチュード5.9
       津波警報、注意報 なし

  ・福島第1原発(21:00頃情報)
    2号機 海水汚染 濃度が上昇
     15日に、取水口前の海水で、6500倍のヨウ素131を検出。

2011年04月17日(日)



  ・見通し 収束まで少なくとも6~9カ月(15:30頃情報)
    東京電力
     今後3ヶ月:ステップ1
      原子炉と使用済み核燃料プールを安定的に冷却
      放射線量が着実に減少傾向とする
     その後3~6カ月:ステップ2
      放射性物質の放出が管理され、線量が大幅に抑制される

   (これがうまくいったとしても、その後の処理は、
    年単位の時間が必要でしょう)

  ・菅総理 発言(18:00頃情報)
    「きょうは東京電力の発表もあって、少し前進できた感じがするよね」

   (何が前進したというのでしょうか。見通しを発表出来たのは良いのでしょうが、
    こんな事は前から分かっていた事だと思いますし)






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