2011年　東日本大震災覚書　04月03日から04月10日

☆2011年　東日本大震災覚書　04月03日から04月10日

テレビの報道や新聞、インターネットからの情報を見た覚書です。

　3日以降になってからの記録です。
　（多くは書ききれませんが、書けた分だけでも残しておきます。
　　時事の日付の前後は多少あるかと思います。
　　まとまりがないのは記録としてご容赦下さい）

全体感想

　　・汚染水を海に流す行為を、海外には説明していなかったといいます。
　　　切羽詰っているのは分かりますが、もう少し考慮出来なかったものでしょうか。
　　　事前に通告して反対された場合も考える必要があったのでしょうが・・・。

　　　政府を責める言葉は多いですが、
　　　行政の失敗は国民に帰り、国民の責任となります。
　　　海外からは、政府ではなく、日本＝日本人 は、どう責任をとるのか
　　　と言われるでしょう。
　　　今回の原発事故は、いつもよくある、政治家が変な政治をして、
　　　日本人が苦しんで終了ではないのです。

　　　インドでは、日本食品の輸入を全面禁止しました。
　　　（　　2011.04.12追記　↑　4/8時点では見送りとの事　上記は4/6情報。
　　　　　　しかし、下記に変わりは無いと思います）
　　　もう日本の食べ物は安全とは言ってくれなくなったのです。
　　　そして、原発の失敗から、日本の技術が良いなどと言ってくれなくなる
　　　可能性も充分あるでしょう。

　　　多くの日本人が、今、それに気が付いていないのかも知れませんね。

　　　日本は、新たな考え方で進んで行くしかないと思います。
　　　それを考える足がかりである第1歩の4/10の選挙で、
　　　50％前後の投票率しかないとは情けないです。
　　　誰に入れたらいいか分からなくても投票には行くべきです。
　　　白紙投票でも投票率に入るので、「該当なし」と意思を示せるんですよ。

　　　ちょっと今回はきつめの偏った感想でした。すみません。
　　　選挙に行くかどうかは、自由ではあります。

2011年04月03日（日）

　　・福島第1原発（12：00頃情報）
　　　　2号機
　　　　　高分子ポリマーを使い汚染水流出を止める為の作業の準備
　　　　　高分子ポリマー：水を吸うと50倍に膨張。

　　・福島第1原発（12：00頃情報）
　　　　4号機
　　　　　3/11に定期点検作業をしていて行方不明の
　　　　　東電社員2人の遺体を発見。

　　・集団避難（13：30頃情報）
　　　　第1陣 宮城県南三陸町の約500人 県内4市町に。

　　・現地調査（23：00頃情報）
　　　　震災時、岩手県宮古市田老地区で、津波の高さが37.9メートルで
　　　　あった事が分かったとの事。

2011年04月04日（月）

　　・放射線問題（17：00頃情報）
　　　　気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行っていたのに、公開していなかった件
　　　　枝野官房長官：「少なくとも隠す必要のない情報。
　　　　　　　　　　　　誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」

　　・福島第1原発（21：00頃情報）
　　　　2号機
　　　　　東京電力が、低濃度汚染水を1万1500トンを海へ放出すると発表、放出。
　　　　　低濃度汚染水：放出する放射能は、最大で法令基準の約500倍。
　　　　　東電：「環境への影響は軽微」。
　　　　　東電：「2号機から海へ高い放射線量の汚染水が流出しているのを
　　　　　　　　　防ぐ為の応急策」

　　・放射線問題（20：30頃情報）
　　　　茨城県北茨城市の平潟漁協
　　　　　長浜沖でとれたコウナゴ、1キロ当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素131が
　　　　　検出されたと発表。

2011年04月05日（火）

　　・放射線問題（03：00頃情報）
　　　　福島第1原発から北西約30キロのある場所で、累積放射線量が先月23日から
　　　　今月3日までで10.34ミリシーベルト。
　　　　屋内退避の目安10ミリシーベルトを超えたと発表。
　　　　（23日以前からの累積放射線量であれば、
　　　　　もっと高くなるんじゃないでしょうか）

　　・放射線問題（13：00頃情報）
　　　　福島第1原発2号機付近の海水、750万倍、1立方センチ当たり30万ベクレルの
　　　　放射性ヨウ素131が検出と発表。

　　・海外反応
　　　　（日本は、放水に関して事前に通告をしなかったようである）
　　　　韓国政府：「国際法的問題を引き起こす可能性がある」
　　　　ドイツ新聞：「海をさらに汚すのか」
　　　　イギリスBBC：「問題は悪化し続けている」

　　・福島第1原発（18：40頃情報）
　　　　汚染水流出経路は、電源ケーブル用作業トンネル下の砕石層とほぼ特定。

　　・福島第1原発（19：00頃情報）
　　　　土壌凝固剤注入で汚染水やや減る。

　　・海外反応（23：30頃情報）
　　　　インドが、日本食品の輸入を全面禁止。

2011年04月06日（水）

　　・体制（02：30頃情報）
　　　　政府、原子力安全保安院を経産省から分離する方向で検討。

　　・救済（05：30頃情報）
　　　　政府は、東京電力に、避難生活者に1世帯100万円を軸に仮払い金を
　　　　先に払うことを指示、準備中。

　　・福島第1原発（07：00頃情報）
　　　　海に直接流出していた高濃度の放射能汚染水を止めたとの事。

　　・放射線問題（12：30頃情報）
　　　　枝野官房長官 会見
　　　　　年間の被ばく限度の引き上げ検討中との事。
　　　　　年間1ミリシーベルト→それ以上に。

2011年04月07日（木）

　　・警視庁、福島第1原発20キロ圏内の行方不明者を大規模捜索。

　　・東京電力の清水社長が復帰（14：00頃情報）

　　・福島第1原発（21：00頃情報）
　　　　1号機
　　　　　爆発しないように、原子炉格納容器へ、窒素ガス注入開始。

　　・地震（23:32）
　　　　宮城で震度６強、津波警報も。
　　　　マグニチュード7.4。
　　　　余震ではこれまでのところ最大。

2011年04月08日（金）

　　・昨日23：32の地震について（発生後数時間の情報）
　　　　・福島第1原発の被害情報はなし、作業員も退避。
　　　　・けが人多数
　　　　・津波は確認されていない
　　　　・青森、岩手、山形、秋田の4県で全域が停電（東北6県で400万戸停電）
　　　　・病院に怪我人が多数搬送
　　　　・ガス漏れが13件
　　　　・女川原発 外部電源の一部が遮断したが、冷却機能は復旧との事。
　　　　　放射線量異常なし

　　・福島第1原発（16：00頃情報）
　　　　2号機
　　　　　海水配管トンネルにたまった高濃度汚染水の水位が上昇。
　　　　　低濃度汚染水を海へ放出。

2011年04月09日（土）

　　・原子力安全保安院 会見（19：00頃情報）
　　　　「絶対大丈夫と信じていたが、こういう事態になった」
　　　　「すべての事について見直す必要がある」

2011年04月10日（日）

　　・調査（01：30頃情報）
　　　　東京電力
　　　　震災時、福島第1原発を15メートル近い高さの波が襲っていた
　　　　との調査結果公表。

　　・菅首相（05：30頃情報）
　　　　3度目の被災地視察。
　　　　宮城県石巻市。

　　・福島第1原発（12：30頃情報）
　　　　2号機
　　　　　海水配管トンネルにたまった高濃度汚染水をポンプでくみ、
　　　　　復水器に回収する準備。
　　　　　高濃度の汚染水は、少なくとも5万トン以上。

　　・7日23：32の地震について（20：00頃情報）
　　　　余震に伴う停電はすべて解消

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