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海で溺れたら浮いて待つ「ウイテマテ」らしい

☆海で溺れたら浮いて待つ「ウイテマテ」らしい

2014年、海で20時間漂流して救出された人がいたそうです。

海に投げ出されたら岸へ泳いで行こうと思う所を、
その人がしていたのが、浮いて待っていたらしく、それで生存出来たそうです。

それが現在の学校とかで教えている「ウイテマテ」。
海面を背にして浮いている事(背浮き)だったようです。

昔の時代は、海で溺れたら服を脱いで泳がないと駄目というような事を
教わったと思いますが、今は違うようです。
状況に寄るでしょうが、浮いて待っていれば良いのにとは思っていたので、
今ではそういう教え方になっているそうです。


服は脱がないで、サンダルとか履いていてもそのままの方が浮きやすく良いらしく、
塩分が多い海は、プールとかと違って浮きやすいようです。

浮くには、ジーパンなんかもそのまま着ていた方が
空気が入って浮力となって良いそうです。
泳ぐなら駄目ですけど。


浮くときは、あごを少し上げて、重心を上半身の方に持ってきて、
足を浮きやすくするようです。
更に、手を「バンザイ」状態にすると、更に足を浮きやすくするようです。

波が来ても、その体勢をまた作り安定させると良いらしいです。

とにかく、これなら沈まないと理解して、救助まで待っている方が
生存率としては高くなるらしいです。


小さい子供は出来ないでしょうけど、
海では、常に浮ける状態にする為の道具を装備させておけば、
いざという時に、役に立つかも知れません。
沈ませないことが、救出への時間稼ぎになるそうです。

少し昔は、「着衣泳(ちゃくいえい)」と言われていたそうですが、
服を着たまま泳ぐと勘違いされやすかったので、
2012年頃から「ウイテマテ」として、最近の子供には教えられているそうです。

このおかげで、水に落ちてしまった中学生以下の生還率が、
2005年の72.8%から、2013年では82%となっており、
有益な事だと思います。

大人はこれを知らない為、生還率は50%だとか。


また、何年後かに違うとか言われなければ良いですが、
現在ではそれが良いとされてるようで、実際に、教えられている子供の生還率が
上がっているようですし、助かった人もいるので、もし海に投げ出された時は、試してみる価値はあるんだろうと思います。

また脱いで泳いだから助かった人もいるでしょうし、
海水温が低い冬なら浮いていて良いのかとも疑問にはなります。
海水浴での事故を想定しているかと思いますが、子供が鵜呑みにするのも危険かと思います。
学校とかでは、どう教えているんでしょう。

「ウイテマテ」を何が何でもなんとかの1つ覚えで実行するのではなく、状況をどう判断するかも必要だと思います。

ただ、生還率は「ウイテマテ」の方が高いと言われているのは覚えていた方が良いんでしょう。
まあ、海に溺れたらパニックになるでしょうけど、浮けば、考える時間はできるかも知れません。

ここで大事なのは、海では海面を背にしたら長い期間浮いていられる、
子供にはなんらかの準備が必要という事を知るという事になるんでしょう。






記載:2014年8月頃

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