メルトダウン（炉心溶融）とは

☆メルトダウン（炉心溶融）とは

（間違っているかも知れませんので、信用しないで下さい。
　忘れないように覚書です）

・メルトダウン（炉心溶融）とは

炉心で発生する熱を除去出来なくなり（冷やせなかった時等）
高温となってしまって、燃料が（燃料棒が1200度から3000度程になった時）
溶融する事。
原子炉での重大事故の名称で非常に危険です。

あくまでメルトダウンは、燃料が溶融する事だそうです。

　炉心：原子炉のエネルギーを発生する部分。
　　　　燃料・制御棒・冷却材のある所。

・炉心溶融と炉心融解

炉心溶融と炉心融解は、同じような意味で言い方が違うだけのようです。
炉心溶融が正しいようです。

　炉心溶融：ろしんようゆう
　炉心融解：ろしんゆうかい

・状態別名称

　フルメルト：炉心すべてが溶融
　メルトスルー：溶融した炉心の一部が隔壁から露出した状態

・その過程の例

　①炉心の冷却水が減る（炉心の水位が下がる）
　②燃料棒が水面に露出
　　燃料棒：長さ約4m。筒状の管に燃料を入れているようです。
　③燃料の熱が冷却されない状態が続く
　④燃料の温度が上昇
　⑤燃料棒・燃料が溶け出す

・対応できる事

　（メルトダウン前）
　・メルトダウンにならないように冷やす。

　・水蒸気爆発に備えて地下を掘り進む（チェルノブイリ原発事故の場合）。
　　（これは、作業員が危険すぎます）

　（メルトダウン後）
　陸上自衛隊幹部：「（メルトダウンの最悪状態になった場合）われわれに
　　　　　　　　　　ノウハウはない。
　　　　　　　　　　原発事故への対処でこれ以上できることは
　　　　　　　　　　何もない」と言い切ったそうです・・・。
　　　　　　　　　2011.3.15 MSN産経ニュース

・最悪（？）の場合

　メルトダウンによって、炉心の下に溜まった溶けた
　高温の燃料（表面1400度～3000度くらい）は、
　原子炉圧力容器・原子炉格納容器・原子炉を溶かし、
　地面を突き抜け、流れてきた海水、もしくは水に触れると
　水蒸気爆発し、
　多量の放射能が、空中の飛び散り、周囲に撒き散らされる事に
　なるかも知れない。

　ジェット気流に流された場合、世界中に飛び散る。


　水蒸気爆発：水が非常に温度の高い物質と接触する事により
　　　　　　　気化されて発生する爆発。
　　　　　　　水素爆発とは違います。
　（その危険な例：
　　　　調理中等に、油に火が点いた状態で水をかける→水蒸気爆発）

　水素爆発は：水素と空気中の酸素が反応して爆発。

・フィクション（？）か真実か

　最悪の場合のメルトダウンによって、
　高熱物体（3億度）が、地下を突き抜け、マグマを突き抜け、
　核を、地球を突き抜けて、
　反対側の大地まで現れるという
　ような事を言っている映画や人もいるようです。
　（引力はどうなるんでしょうね？）



（間違っているかも知れませんので、信用しないで下さい）





記載：2011年04月頃

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