アスベストとは何か?
☆アスベストとは何か?
アスベストと聞くと、以前住宅の素材として使われていた物で、
その住宅の解体時に、吸い込むなどして健康被害が生じるという事くらいしか
知らないので、更に突っ込まれて聞かれた時用の覚書です。
アスベスト=石綿(いしわた)
産出される鉱物から生産出来るらしい。
繊維状の天然鉱石。
日本
1975年9月 吹き付けアスベストの使用禁止
2004年 アスベストを1%以上含む製品の出荷を原則禁止
2005年 生産工場付近の住民の健康被害が判明
(もっと前に分かっていたと思いますが)
2006年 アスベストを0.1%以上含む製品の出荷を原則禁止
現在では、原則として製造を禁止しているらしい。
建築資材(断熱材とか)として使われていた。
大量に吸うと発癌性(肺癌とか)が高まるらしいです。
製造に関わっていた製造会社の従業員や家族が多く亡くなっているようです。
工場周辺の住民にも被害が及んでいます。
1938年 ドイツの新聞で肺癌リスクの可能性を公表
1964年 人体に有害との論文
こういう事が過去に言われて来たのにも関わらず
日本では、1975年9月の吹き付けアスベストの使用が禁止まで
制限がなかったようです。
ちゃんと対応して来た国と、何十年かの対応の遅れがありそうです。
日本でアスベストを認可したのが、どの時代の内閣や政府だったのか
調べた範囲では分かりませんでした。
分かればまた追記します。
まあ、彼等は、庶民の命より経済や自分の利益を優先したんでしょうけど、ひどいものです。
1975年9月の吹き付けアスベスト禁止までは、
なにも禁止されていないのならば、
最低でも1975年まで製の建築物は危険なのかも知れませんね。
(大体築35年以上とか? は危険?)
それ以降も、その他の禁止事項が増えるまでの建築年は
危険かもです。
アスベストを使う前の住宅なら、これについては安全かも知れません。
建造物を解体しない限り危険性はないらしいですが、
本当かどうか分かったものではありません。
日本は、その危険性を何十年も放っておいたのですから。
本当なら、それはそれで解体する時に解体屋さんや近くの住人さんが
危険ですね。
災害で壊れた建物のアスベスト被害も有名です。
記載:2011年10月頃
アスベストと聞くと、以前住宅の素材として使われていた物で、
その住宅の解体時に、吸い込むなどして健康被害が生じるという事くらいしか
知らないので、更に突っ込まれて聞かれた時用の覚書です。
・アスベストとは
アスベスト=石綿(いしわた)
産出される鉱物から生産出来るらしい。
繊維状の天然鉱石。
日本
1975年9月 吹き付けアスベストの使用禁止
2004年 アスベストを1%以上含む製品の出荷を原則禁止
2005年 生産工場付近の住民の健康被害が判明
(もっと前に分かっていたと思いますが)
2006年 アスベストを0.1%以上含む製品の出荷を原則禁止
現在では、原則として製造を禁止しているらしい。
建築資材(断熱材とか)として使われていた。
・その健康被害
大量に吸うと発癌性(肺癌とか)が高まるらしいです。
製造に関わっていた製造会社の従業員や家族が多く亡くなっているようです。
工場周辺の住民にも被害が及んでいます。
・なぜそんな危険な素材を使ったのか?
1938年 ドイツの新聞で肺癌リスクの可能性を公表
1964年 人体に有害との論文
こういう事が過去に言われて来たのにも関わらず
日本では、1975年9月の吹き付けアスベストの使用が禁止まで
制限がなかったようです。
ちゃんと対応して来た国と、何十年かの対応の遅れがありそうです。
日本でアスベストを認可したのが、どの時代の内閣や政府だったのか
調べた範囲では分かりませんでした。
分かればまた追記します。
まあ、彼等は、庶民の命より経済や自分の利益を優先したんでしょうけど、ひどいものです。
・現在使われている建造物(住宅)はどうするのか?
1975年9月の吹き付けアスベスト禁止までは、
なにも禁止されていないのならば、
最低でも1975年まで製の建築物は危険なのかも知れませんね。
(大体築35年以上とか? は危険?)
それ以降も、その他の禁止事項が増えるまでの建築年は
危険かもです。
アスベストを使う前の住宅なら、これについては安全かも知れません。
建造物を解体しない限り危険性はないらしいですが、
本当かどうか分かったものではありません。
日本は、その危険性を何十年も放っておいたのですから。
本当なら、それはそれで解体する時に解体屋さんや近くの住人さんが
危険ですね。
災害で壊れた建物のアスベスト被害も有名です。
記載:2011年10月頃
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<No.2> 管理者
ひかるさん、書き込みありがとうございます。
当時の状況の記載、勉強になります。
当時は、アスベストがとても良い意味で流行っていたんですね。
セメントの件は、住宅や建物でいうと築30年40年辺り? 高度成長期時代の
基礎にも海水がセメントに多く使われているというのは聞いていました。
海水が多いと腐食が早い? とかなんとかで、その辺りに作られた家も
心配ですね。
アスベスト交換工事は立ち入り禁止で、更に隔離が2週間ですか。
やはり奇跡の建材の実質はとても恐ろしいものだったんですね。
もっと近未来を考えて当時の政府が動いてくれていたら・・・、と思います。
これからアスベスト対策の業者も高齢化で減って行くのであれば、
その処理のノウハウがちゃんと引き継がれなさそうで恐ろしいです。
(2013/10/30)
<No.1> ひかる
僕が、ある自動車会社の研究所に勤めていた頃の話です。
昭和40年代前半は、成長期でもあり 各社は設備投資に明け暮れて、生産工場や研究実験棟をどんどん作る時代でした。そんな時新建屋の壁天井は、白くて耐火性、見栄え、施工性、価格、等 どれをとっても有効なアスベストが流行り「奇跡の建材」とうたわれボウリング場とかスーパーストアそして僕の会社の実験室も例に違わず採用しておりました。
この頃同じく流行っていたのが、コンクリートミキサー車で、あまりの需要の多さにセメントに
使われる水等も手ごろな海水を使って凌いでいました。
それから30年・・環境が、人の健康が問題視されはじめ各社は 壁から剥離して垂れ下がった
アスベストの代替工事を始めた。けれどもこの工事・・大変なんだよ! 全部きれいにするまでは
立ち入り禁止で隔離されていました。 中国で問題になっているPM2.5と同じように浮遊粉塵が珪肺を起こし発癌性があるからです。その隔離期間はおよそ2週間で完全に浮遊粉塵の沈降がなくなるまでとされていました。
コンクリートの海水はこの頃、石灰を溶かし析出しはじめ石筍を造り脆くなってしまうという問題
まで出始めました。
高度成長期の工事のつけが今頃になって私達の健康等を害そうとしています。
問題はその頃の施工対策の業者が高齢化でいなくなることです。
(2013/10/30)
ひかるさん、書き込みありがとうございます。
当時の状況の記載、勉強になります。
当時は、アスベストがとても良い意味で流行っていたんですね。
セメントの件は、住宅や建物でいうと築30年40年辺り? 高度成長期時代の
基礎にも海水がセメントに多く使われているというのは聞いていました。
海水が多いと腐食が早い? とかなんとかで、その辺りに作られた家も
心配ですね。
アスベスト交換工事は立ち入り禁止で、更に隔離が2週間ですか。
やはり奇跡の建材の実質はとても恐ろしいものだったんですね。
もっと近未来を考えて当時の政府が動いてくれていたら・・・、と思います。
これからアスベスト対策の業者も高齢化で減って行くのであれば、
その処理のノウハウがちゃんと引き継がれなさそうで恐ろしいです。
(2013/10/30)
<No.1> ひかる
僕が、ある自動車会社の研究所に勤めていた頃の話です。
昭和40年代前半は、成長期でもあり 各社は設備投資に明け暮れて、生産工場や研究実験棟をどんどん作る時代でした。そんな時新建屋の壁天井は、白くて耐火性、見栄え、施工性、価格、等 どれをとっても有効なアスベストが流行り「奇跡の建材」とうたわれボウリング場とかスーパーストアそして僕の会社の実験室も例に違わず採用しておりました。
この頃同じく流行っていたのが、コンクリートミキサー車で、あまりの需要の多さにセメントに
使われる水等も手ごろな海水を使って凌いでいました。
それから30年・・環境が、人の健康が問題視されはじめ各社は 壁から剥離して垂れ下がった
アスベストの代替工事を始めた。けれどもこの工事・・大変なんだよ! 全部きれいにするまでは
立ち入り禁止で隔離されていました。 中国で問題になっているPM2.5と同じように浮遊粉塵が珪肺を起こし発癌性があるからです。その隔離期間はおよそ2週間で完全に浮遊粉塵の沈降がなくなるまでとされていました。
コンクリートの海水はこの頃、石灰を溶かし析出しはじめ石筍を造り脆くなってしまうという問題
まで出始めました。
高度成長期の工事のつけが今頃になって私達の健康等を害そうとしています。
問題はその頃の施工対策の業者が高齢化でいなくなることです。
(2013/10/30)
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