「前震」と「本震」と「余震」と「予震」の違いは？
☆「前震」と「本震」と「余震」と「予震」の違いは？
これまでは、「本震」と「余震」という言葉しか聞きなれていなくて、
2016年4月14日からの地震で、あまり聞きなれない言葉が出てきました。
「前震」という言葉です。
この地震では、「本震」とされたものが、次の日の地震の規模が大きい事からか
それが「前震」とされるなど、妙な感じです。
文字から「本震」の前の揺れである事はわかりますが、
じゃあ、「本震」とするのは後までみないとわからない事になるわけで、
ちょっと「？」となったので調べたり考えたりした覚書です。
私は、そもそも、地震を「本震」と「余震」というのは、
それぞれの地震や地球の動きが、関連していて起こっているはずだと思っているので、
どれも「地震」であって、
個人的におかしいと思っていたので、更に余計にです。
通常は、最初に起きた大きな地震を「本震」という。
または、規模が一番大きかった地震。
だが現在では、地震が起きたときに、それが本震であるとは判断できない。
その後に、より規模が大きい地震があると、「本震」との発表が
「前震」という発表とされる事があり、
その時点を体験している当事者が、「本震」であるのか、
わかる術はない。
本震の後に、その周辺で発生する、本震より小さい地震。
余震は、複数発生することが多い。
規模は、本震よりM1程度小さい事が多い。
ただ、以前は、本震が起こる前の地震も「よしん」と言われる事があった。
これは、同じ読みでも「予震」の漢字だと思われる。
余震と同じ読みで「よしん」。
だが、異なる。
本震の前に起きる比較的小規模な地震。
もしくは、余震の誤記。
読み上げると、余震と区別できないので、「前震」という呼び名の方が良いかと思われる。
前震と同じと考えて良いと思います。
本震が起きる前に、震源付近で前触れになる地震。
本震の直前から数日前に起こる事が多い。
だが現在では、地震が起きたときに、それが前震であるとは判断できない。
その後に、より規模が大きい地震があると、「本震」との発表が
「前震」という発表になる事があり、
以前の本震が、後から考えれば「前震」であったとされる。
以前は、「予震」とも呼ばれたものに近いか同じ物。
本震、前震（予震）、余震は、ある程度、事態を把握してから、
発表され、また変わったりもする。
当事者には、地震発生時点で、それがこの地震活動のどの時点なのかはわからない。
なので、テレビなどの表現で、
「本震であると思われる」
「余震であると思われる」
という表現は正しいが、
「今、本震があって」
「余震が繰り返されています」
という表現は誤りか、言葉足らずになる事になる。
ちゃんというと、
「今、本震と思われる地震があって」
「余震と思われる地震が繰り返されています」
という感じが正しいと思われる。
昔からの疑問。
現在の知識では、活断層のすべてがわかっているわけでもなく、
活断層でなかったら地震が起きないわけでもなく、
自然地震はまったく予知できないと言って良いくらいですし、
最中だって、結局はよくわからない。
この辺が、過去の事例から危ないかも？ 違うかも？ くらいのレベルで、
後の分析しかできないでしょう。
（だからと言って、予知の研究がいらないとは思えません。）
複数の地震活動が起こっている最中、
「余震と思われる地震が繰り返されています」と言われれば、
「本震より、これ以上大きな地震はないのでは？」と
人によっては、油断させる元になるかも知れません。
余震や本震など言わず、
ただ、「M？ 震度？ の地震が発生」とだけ
そして、
「これがどんな規模」で、「どうすれば良いと思われるかや対処」を
伝える事の方が良いような気がします。
せめてある程度収束してから、専門家が分析して、
それぞれ、どの時期の地震が、どれだったと思われるか言えば良い事な気がします。
地震は、それぞれの地震や地球の動きが、関連していて起こっているはずだと思っているので、
どれも１つの「地震」、あえていうなら、
通常の定義とは違いますが、本来は、それぞれが「本震」であるかと思います。
でも後に、ある時の１つの大きな地震活動を説明するとき、それぞれに分けて言わないと、
説明しにくいから、こういう分類があるんでしょう。
記載：2016年04月頃
これまでは、「本震」と「余震」という言葉しか聞きなれていなくて、
2016年4月14日からの地震で、あまり聞きなれない言葉が出てきました。
「前震」という言葉です。
この地震では、「本震」とされたものが、次の日の地震の規模が大きい事からか
それが「前震」とされるなど、妙な感じです。
文字から「本震」の前の揺れである事はわかりますが、
じゃあ、「本震」とするのは後までみないとわからない事になるわけで、
ちょっと「？」となったので調べたり考えたりした覚書です。
私は、そもそも、地震を「本震」と「余震」というのは、
それぞれの地震や地球の動きが、関連していて起こっているはずだと思っているので、
どれも「地震」であって、
個人的におかしいと思っていたので、更に余計にです。
・本震（ほんしん）とは？
通常は、最初に起きた大きな地震を「本震」という。
または、規模が一番大きかった地震。
だが現在では、地震が起きたときに、それが本震であるとは判断できない。
その後に、より規模が大きい地震があると、「本震」との発表が
「前震」という発表とされる事があり、
その時点を体験している当事者が、「本震」であるのか、
わかる術はない。
・余震（よしん）とは？
本震の後に、その周辺で発生する、本震より小さい地震。
余震は、複数発生することが多い。
規模は、本震よりM1程度小さい事が多い。
ただ、以前は、本震が起こる前の地震も「よしん」と言われる事があった。
これは、同じ読みでも「予震」の漢字だと思われる。
・予震（よしん）とは？
余震と同じ読みで「よしん」。
だが、異なる。
本震の前に起きる比較的小規模な地震。
もしくは、余震の誤記。
読み上げると、余震と区別できないので、「前震」という呼び名の方が良いかと思われる。
前震と同じと考えて良いと思います。
・前震（ぜんしん）とは？
本震が起きる前に、震源付近で前触れになる地震。
本震の直前から数日前に起こる事が多い。
だが現在では、地震が起きたときに、それが前震であるとは判断できない。
その後に、より規模が大きい地震があると、「本震」との発表が
「前震」という発表になる事があり、
以前の本震が、後から考えれば「前震」であったとされる。
以前は、「予震」とも呼ばれたものに近いか同じ物。
・後付けである事に注意
本震、前震（予震）、余震は、ある程度、事態を把握してから、
発表され、また変わったりもする。
当事者には、地震発生時点で、それがこの地震活動のどの時点なのかはわからない。
なので、テレビなどの表現で、
「本震であると思われる」
「余震であると思われる」
という表現は正しいが、
「今、本震があって」
「余震が繰り返されています」
という表現は誤りか、言葉足らずになる事になる。
ちゃんというと、
「今、本震と思われる地震があって」
「余震と思われる地震が繰り返されています」
という感じが正しいと思われる。
・そもそも名称を分ける必要があるのか？
昔からの疑問。
現在の知識では、活断層のすべてがわかっているわけでもなく、
活断層でなかったら地震が起きないわけでもなく、
自然地震はまったく予知できないと言って良いくらいですし、
最中だって、結局はよくわからない。
この辺が、過去の事例から危ないかも？ 違うかも？ くらいのレベルで、
後の分析しかできないでしょう。
（だからと言って、予知の研究がいらないとは思えません。）
複数の地震活動が起こっている最中、
「余震と思われる地震が繰り返されています」と言われれば、
「本震より、これ以上大きな地震はないのでは？」と
人によっては、油断させる元になるかも知れません。
余震や本震など言わず、
ただ、「M？ 震度？ の地震が発生」とだけ
そして、
「これがどんな規模」で、「どうすれば良いと思われるかや対処」を
伝える事の方が良いような気がします。
せめてある程度収束してから、専門家が分析して、
それぞれ、どの時期の地震が、どれだったと思われるか言えば良い事な気がします。
地震は、それぞれの地震や地球の動きが、関連していて起こっているはずだと思っているので、
どれも１つの「地震」、あえていうなら、
通常の定義とは違いますが、本来は、それぞれが「本震」であるかと思います。
でも後に、ある時の１つの大きな地震活動を説明するとき、それぞれに分けて言わないと、
説明しにくいから、こういう分類があるんでしょう。
記載：2016年04月頃
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