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卵巣腫瘍(らんそうしゅよう)とは?

☆卵巣腫瘍(らんそうしゅよう)とは?

家族の事で、卵巣腫瘍について調べる事がありましたので、覚書しておきます。
正しいとは限らないので信用しないで下さい。





・卵巣とは


らんそう。
動物のメスの卵子を作り出す臓器。
卵細胞を作って放出(排卵)する。
通常、子宮の両側に卵巣は2個ある。
親指(小指? クルミ?)くらいの大きさで、アーモンドのような形をしているらしいです。
雌性ホルモン(しせいほるもん)を分泌する役割もあるらしい。
雌性ホルモンは、女性ホルモンともいうらしい。
卵巣がひとつ残れば、妊娠は可能らしい。

オスの場合の精巣に当たる。

・腫瘍とは


しゅよう。
体の組織や細胞が通常とは異なり、過剰に増殖することによってできる組織の塊(かたまり)。

良性腫瘍と悪性腫瘍がある。
良性腫瘍は、増殖が少なく、今の所、悪い影響を起こさない腫瘍。
悪性腫瘍は、増殖が多く、他の組織にも潜入したりもして、悪い影響を起こしてしまう腫瘍。

・卵巣腫瘍とは


らんそうしゅよう。
卵巣に出来る腫瘍。
分泌物が溜まった袋状のタイプと、硬いコブのタイプがある。

卵巣には腫瘍ができやすいそうです。
初期の頃は、自覚症状が少なくてわからないそうですが、
大きくなって来ると、外から触ってわかったり、腹痛や頻尿で気づく事もあるらしいです。

更に大きくなると(卵巣腫瘍が大きくなる・重くなる)、
茎捻転(けいねんてん)という
卵巣腫瘍の重みによって、卵巣と子宮との間にある2本の靭帯がねじれで、
激痛があったり、卵巣が壊死の危険があるらしいです。

卵巣腫瘍の90%は、良性らしいです。

・卵巣腫瘍がなぜできるのか?


あんまり原因がわかっていないそうです。

・卵巣内で腫瘍が出来やすい所


・内部の表面を覆う上皮
・卵子の元になる胚細胞(生殖細胞)

・卵巣腫瘍の種類


卵巣腫瘍にも種類が色々あり、

・卵巣嚢腫(らんそう のうしゅ)


 液体や脂肪や血液が溜まってしまう、分泌物が溜まった袋状タイプ。
 卵巣腫瘍の80%。
 その多くは、良性らしいです。

・充実性腫瘍(じゅうじつせい のうしゅ)


 固い塊タイプの腫瘍。
 良性と悪性があって、多くは悪性で、
 悪性の場合、卵巣がんの可能性があるそうです。
 卵巣腫瘍の10%くらい。
 10代~30代に多いらしい。

・卵巣腫瘍の発見


自覚症状が少ないので、その場合、定期検診などで見つかる事が多いそうです。

・卵巣腫瘍の検査


 CTやMRIやエコー検査(超音波検査)などを使って、卵巣腫瘍が良性か悪性か判断するそうです。
 茎捻転(けいねんてん)の恐れから、大きさが特に問題。

・卵巣腫瘍の治療


・卵巣嚢腫(らんそう のうしゅ)


 大きさが特に問題で、
 2~3cmなら、経過観察。
 4~5cmなら、茎捻転の恐れ。
 7cm以上なら、激痛がある事もあり摘出による治療をする事がある。(妊娠に関わる)
 卵巣腫瘍だけを取る場合や、片方の卵巣をとる場合などがある。

 昔は、開腹手術(おなかを切って)卵巣を手術。
 今(1990年頃から)は、腹腔鏡下手術(ふくくうきょう か しゅじゅつ)
 で、おなかの3~4か所を、0.6~ 2cm程度(5-12mm程?)で小さく切って、
 内視鏡(小型カメラ・電子スコープ)を入れて、
 専用の電気メスで卵巣腫瘍だけを切ったり、卵巣を手術するらしいです。
 腹腔鏡下手術は、昔に比べて、体の負担も少なく、傷が目立たなく、
 入院は、3~5日くらいですむ事もあるらしいです。
 軽い仕事なら術後2週間、運動は術後4週間で可能となる場合もあるらしいです。

・充実性腫瘍(じゅうじつせい のうしゅ)


 悪性の場合は、卵巣がん治療など。
 良性の場合は、卵巣のう腫と同じような治療など。






記載:2014年05月頃

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