「ピロリ菌」とは、何なのか?
☆「ピロリ菌」とは、何なのか?
胃の調子が前から悪い事もあり、やっと近々病院に行くのを検討しているのですが、
ピロリ菌というのも、胃の不調に関連するとの事。
調べた時の覚書です。
胃の粘膜に生息する細菌。
長さは4ミクロンと小さい。
よく動く。
胃炎を発生させる事がある。
1982年(1983年?)までは、胃には酸が多いので、菌は生息できないと思われていたようですが、
この菌は、酸を中和する機能があるそうで、生き残るようです。
日本では、年齢の高い世代の感染率が80%もある。
若い人は、低い。
一度感染すると、菌をやっつけない限りは、胃に住み続ける事が多い。
稀に、自然消滅する人はわずかにいる様子。
名前の由来は、胃の出口のピロルスで、初めて見つかった事かららしく、
「ピロル」→「ピロリ」菌?
正式名は、「ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori) 」らしい。
除菌に成功できれば再感染の恐れは低いらしい。
・胃の炎症。
初めは、症状を自覚しない人が多いが、長くピロリ菌が胃にいると、
自覚できる胃炎になる事がある。
・胃粘膜の劣化
胃粘膜が減ると、胃酸で、胃の壁が傷つくなど。
ハッキリとはわかっていないようですが、
口から入れば感染するのは、わかっているようです。
疑われているのは、
幼児期の大人から子への食事の口移し。
昔の整備されていない状態(井戸や川の水が汚染など)での水からの感染。
など。
日本では、感染率は、年齢が高い人が多い傾向がある。
ピロリ菌に長期感染していると、胃がんの発生が確認されているそうですが、
1993年時点で、感染者の0.4%が発症とのデータ。
胃がんの要因に、ピロリ菌の感染があるとも言われる。
何種類かあるようで、
・内視鏡検査(内視鏡を挿入して胃粘膜を見て、組織を取って診断)
・血液検査(ピロリ菌の抗体があるかで調べる)
・尿検査(ピロリ菌の抗体があるかで調べる)
・便検査(ピロリ菌の抗原があるかで調べる)
・尿素呼気試験(専用の薬を飲んで、息を吐く、呼気の中の二酸化炭素を分析)
など。
どれで見つけるか病院と相談。
複数の検査で、発見率は高まる。
2013年2月21日(22日?)に、呼気検査等による感染確認と内視鏡での胃炎と診断されれば、除菌が保険適用された。
除菌は、3割負担の人は6000円程度。
ピロリ菌に効果がある薬を飲む。
3種類。朝と夕方。1週間。
除菌率は、70~90%前後と高い。
除菌に失敗したら、別の薬の組み合わせを試す。
・日本。1952年。
50歳以上:約90%。
40歳代:約85%。
30歳代:約85%。
20歳代:約80%。
10歳代:約50%。
(北海道大学の方のデータ。)
・日本。1992年。
50歳以上:80%代。
40歳代:約80%。
30歳代:約40%。
20歳代:約30%。
10歳代:約20%。
(北海道大学の方のデータ。)
(日本ヘリコバクター学会資料。)
・日本。2010年。
50歳以上:約80%。
40歳代:約35%。
30歳代:約20%。
20歳代:約20%。
10歳代:約10%。
(北海道大学の方のデータ。)
・日本。2014年。
50歳以上:約80%。
40歳代:70%後半。
30歳代:約40%。
20歳代:約10%。
10歳代:約5%。
(おそらく別の方のデータ。)
取り方や対象者で変わるようですので、日本としても発表して欲しいです。
発表しているかも。
2010年までのデータを見ても、
これは、近年、環境が整って来たから若い年代が減ったとだけ見て良いのか、
それでも症状は、年齢を重ねれば発症すると取れば良いのか、
どうなんでしょうね。
幼児期の大人から子への食事の口移しで感染するなら、昔の人の多くが感染してそうですが、
検査も別に全員で行っているわけではないですし、
単に問題のある食材からの食事や水で感染し、それは減っているが、
感染した場合、発症が早い人と遅い人、発症までに至らない人が
いるだけなのかも知れないなとか思ったりはします。
痛くない呼気検査や、まだ痛みの少ない血液検査で検査は終わらせたいですが。
現在、除菌自体の保険適用に、内視鏡検査が必須のようですので、
血液検査や呼気検査等による感染確認は出来るのに、内視鏡検査が必要な点は、
なぜだが、よくわかりません。
記述:2017年08月頃
胃の調子が前から悪い事もあり、やっと近々病院に行くのを検討しているのですが、
ピロリ菌というのも、胃の不調に関連するとの事。
調べた時の覚書です。
・ピロリ菌とは?
胃の粘膜に生息する細菌。
長さは4ミクロンと小さい。
よく動く。
胃炎を発生させる事がある。
1982年(1983年?)までは、胃には酸が多いので、菌は生息できないと思われていたようですが、
この菌は、酸を中和する機能があるそうで、生き残るようです。
日本では、年齢の高い世代の感染率が80%もある。
若い人は、低い。
一度感染すると、菌をやっつけない限りは、胃に住み続ける事が多い。
稀に、自然消滅する人はわずかにいる様子。
名前の由来は、胃の出口のピロルスで、初めて見つかった事かららしく、
「ピロル」→「ピロリ」菌?
正式名は、「ヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori) 」らしい。
除菌に成功できれば再感染の恐れは低いらしい。
・症状
・胃の炎症。
初めは、症状を自覚しない人が多いが、長くピロリ菌が胃にいると、
自覚できる胃炎になる事がある。
・胃粘膜の劣化
胃粘膜が減ると、胃酸で、胃の壁が傷つくなど。
・どうやって感染するのか?
ハッキリとはわかっていないようですが、
口から入れば感染するのは、わかっているようです。
疑われているのは、
幼児期の大人から子への食事の口移し。
昔の整備されていない状態(井戸や川の水が汚染など)での水からの感染。
など。
日本では、感染率は、年齢が高い人が多い傾向がある。
・がんとの関係
ピロリ菌に長期感染していると、胃がんの発生が確認されているそうですが、
1993年時点で、感染者の0.4%が発症とのデータ。
胃がんの要因に、ピロリ菌の感染があるとも言われる。
・診断方法
何種類かあるようで、
・内視鏡検査(内視鏡を挿入して胃粘膜を見て、組織を取って診断)
・血液検査(ピロリ菌の抗体があるかで調べる)
・尿検査(ピロリ菌の抗体があるかで調べる)
・便検査(ピロリ菌の抗原があるかで調べる)
・尿素呼気試験(専用の薬を飲んで、息を吐く、呼気の中の二酸化炭素を分析)
など。
どれで見つけるか病院と相談。
複数の検査で、発見率は高まる。
・治療
2013年2月21日(22日?)に、呼気検査等による感染確認と内視鏡での胃炎と診断されれば、除菌が保険適用された。
除菌は、3割負担の人は6000円程度。
ピロリ菌に効果がある薬を飲む。
3種類。朝と夕方。1週間。
除菌率は、70~90%前後と高い。
除菌に失敗したら、別の薬の組み合わせを試す。
・年代別感染率
・日本。1952年。
50歳以上:約90%。
40歳代:約85%。
30歳代:約85%。
20歳代:約80%。
10歳代:約50%。
(北海道大学の方のデータ。)
・日本。1992年。
50歳以上:80%代。
40歳代:約80%。
30歳代:約40%。
20歳代:約30%。
10歳代:約20%。
(北海道大学の方のデータ。)
(日本ヘリコバクター学会資料。)
・日本。2010年。
50歳以上:約80%。
40歳代:約35%。
30歳代:約20%。
20歳代:約20%。
10歳代:約10%。
(北海道大学の方のデータ。)
・日本。2014年。
50歳以上:約80%。
40歳代:70%後半。
30歳代:約40%。
20歳代:約10%。
10歳代:約5%。
(おそらく別の方のデータ。)
取り方や対象者で変わるようですので、日本としても発表して欲しいです。
発表しているかも。
2010年までのデータを見ても、
これは、近年、環境が整って来たから若い年代が減ったとだけ見て良いのか、
それでも症状は、年齢を重ねれば発症すると取れば良いのか、
どうなんでしょうね。
・感想など
幼児期の大人から子への食事の口移しで感染するなら、昔の人の多くが感染してそうですが、
検査も別に全員で行っているわけではないですし、
単に問題のある食材からの食事や水で感染し、それは減っているが、
感染した場合、発症が早い人と遅い人、発症までに至らない人が
いるだけなのかも知れないなとか思ったりはします。
痛くない呼気検査や、まだ痛みの少ない血液検査で検査は終わらせたいですが。
現在、除菌自体の保険適用に、内視鏡検査が必須のようですので、
血液検査や呼気検査等による感染確認は出来るのに、内視鏡検査が必要な点は、
なぜだが、よくわかりません。
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記述:2017年08月頃
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