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2014年 バターはなぜ品薄なのか?

☆2014年 バターはなぜ品薄なのか?

2014年8月頃から、バターが品薄というのを聞いていましたが、
スーパーでは、わずかなバターの1人での大量買いに備えて、
お客さんが、かごに入れる毎に、店員さんが1個ずつ
棚に置いて対処したりしているそうです。

なぜ品薄なのかあまり聞かないので調べた覚書です。

まずバターというのは、牛乳の中の脂肪分(油)を固めたもの。
以前、2008年にもバター不足がありました。

農林水産省のページに、Q&Aがあって、ここに表向きの内容はほとんど書いてあるのですが、
それに事情なども加えて書いてみました。

1つ、東日本大震災の影響等により、減少傾向。
1つ、2013年の猛暑の影響。
1つ、酪農家の離農などでの不足。
   (最近の円安で餌(トウモロコシとか)が高くなったりして、儲からないから酪農家が辞めているらしい。
    TPPで乳製品が自由化されるかもとも不安。)
1つ、それらで乳牛の数が減っている。
   (多く作っている北海道の気温が高く、牛の体力が落ちたらしい)

猛暑はどうか知りませんが、この内容なら、他の乳製品である牛乳やチーズも不足しそうなものなのに不思議です。
その理由は、
生乳は、使う優先順位としては、牛乳や生クリームをまず作り、
そして、バターとか保存に向いている物を作るらしいです。

なので、生乳が多い時はバターも多く作られて、市場に出したり在庫にしておくそうです。
それが生乳が少ない時になって、その置いていた在庫のバターを市場に出すそうです。
今年は上の原因からバターが少ないのだそうです。

でもバターがほとんどなくて牛乳などが普通にあるのだから、牛乳などの分をバターに回せば良いような気もしますが、
そういうわけにはいかないのかな?
多分、そんな簡単な事ではないのでしょうけど。

そこで政府は、バターを海外から輸入して、11月26日にやっとメーカーに売ったそうです。
8月頃から言っていたのに、バターの輸入ってそんなにかかるんですね。
でも、上の原因の4つって、前からわかっていた事ではなかったのかと思いますが。

農林水産省の「牛乳乳製品の生産動向」のバターの在庫量:
2010年:21000トン
2011年:19000トン
2012年:23000トン
2013年:17000トン
2014年10月末:15000トン

あれ? 東日本大震災後の2012年に増えている?
2013年に猛暑で減って、
2014年でも減っている。

品薄前に準備はできなかったのかな?


ウチは、バターのような高級品は買っていないので、あまり意識しなかったんですが、
パンとかケーキにもバターを使ったりしているから、また値上げされるのかな。

TPPの心配とか、猛暑というのが原因にあるなら、今後、バターだけはなく、牛乳も牛肉も日本製は品薄になるのかも?
ほとんど輸入に頼るつもりなんでしょうか。
政府はこれまで農業とかも減らして来たんですが、輸入ばかりに頼って、国内がからっぽになったらダメだと思うんですが。

記載:2014年12月頃






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