冷蔵庫はどうやって冷えているのか？

☆冷蔵庫はどうやって冷えているのか？

冷蔵庫ってなぜ冷えるのかがよくわかりません。

エアコンのように室外機もないし、それで冷えるのが更によくわかりません。
そこで調べた覚書です。

圧縮式の冷蔵庫の場合。

・どうやって冷やしているか？

・基本は、人間が汗（液体）をかいて、
　汗が蒸発する時（気体になる時）に、熱を奪い、
　体温が下がるのと同じような事を利用している。
　「気化熱」とかいう。

　また、気体が液体になる時に、熱が出るのも利用している。
　「凝縮熱」とかいう。

　物は、気体から液体、液体から気体になる時、
　熱が下がったり上がったりする。

・冷蔵庫の中には「冷媒」という物質が入っている。
　冷媒とは：熱伝導率がよく、常温で気化・液化をしやすい液体。
　水では効率が悪い。
　昔は、アンモニアが使われていたが、フロンに代わった。
　だが、フロンは、オゾン層破壊の原因とも言われ、最近では
　悪い影響が少ないとされるプロパンとかを使っているらしい。

　その冷媒が、冷蔵庫の後ろの方とかにある密閉されたパイプに入っている。

・冷蔵庫には、冷媒を圧縮する「圧縮機（コンプレッサー）」と、
　冷媒を液体に変える「凝縮器（放熱器）（コンデンサー）」と
　冷媒を気体に戻す「蒸発器」という機械が入っている。

・この機械を電気で動かす。

・冷蔵庫は１つで、エアコンでいう「室内機」と「室外機」がセットになっている。
　だから周囲が暑くなる。

①今、冷蔵庫の中がちょっと暑いとする。

②気体状態の冷媒を、冷蔵庫の下の方にある冷媒を圧縮するポンプ「圧縮機」
　という機械で圧縮する。

③加圧されると、気体状態の冷媒の体積が減って、
　気体状態の冷媒の分子が体積が減った分、動きが活発になり、
　冷媒の温度が上がる。

④冷蔵庫の背中らへんにある「凝縮器」という熱交換器で、
　その冷媒は、気体状態から、液体状態になる。
　気体が液体になる時に、熱が出るので、
　「凝縮器」は、それを外にも出す。
（ここまでで、熱が外に出て行く）

⑤次に、冷蔵庫の冷凍室付近にある「蒸発器」と言われる機械で、
　液体の冷媒の圧力を下げ、液体から気体に戻す。
　周囲の熱を奪い外に熱を逃がす。
　液体を気体にした時、冷えた空気が残る。

⑥その冷えた空気を冷蔵庫内の他の所にも送る。
（ここまでで、冷たい空気が冷蔵庫内にできる）

⑦ ②～⑥をしたので、①の時より冷蔵庫の中の空気は冷えている。

⑧ ②に戻る。

繰り返すと、更に冷たくなる。

どこまで冷たくするかは、
設定温度になったら、このサイクルの動きを止める温度を測る機械があるかと思います。


間違っているかも知れませんが、だいたいこんな感じかと思います。






記載：2015年04月頃

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