ガラケーとフィーチャーフォンとはなにか？

☆ガラケーとフィーチャーフォンとはなにか？

ある店の店頭に行ったとき、店内の広告を見ると、
サービスを登録したら商品の価格が安くなるとかあって、
写真を見るとスマートフォン（折りたたみでない画面の大きいタッチパネルの携帯電話、iPhoneとか）
しか無理そうでしたが、
端の方に小さく一部ガラケーでもＯＫとか、後日、別の広告にはフィーチャーフォンでも使えるとか、
書いてありました。

ガラケーとフィーチャーフォンの写真には、折りたたみの携帯電話が映っています。

ガラケーとフィーチャーフォン？
私は理解していない言葉です。
よく知っている人には普通の事なんでしょうけど。

以前インターネットを見た時、見出しに書いている事もありましたが、
興味ないので見ませんでした。

多分、スマートフォンが出てから区別する為に、使っているんでしょうけど、
なぜそれが「ガラケー」「フィーチャーフォン」というのか分からなかったので調べた時の覚書です。

・ガラケーとは

日本の携帯電話は、世界標準ではなく独自の進歩をして来たそうです。
着メロ、着うた、絵文字、赤外線通信、iモード、オサイフケータイなど。


ガラケーの「ガラ」は、エクアドルという国にあるガラパゴス諸島の事で、
このガラパゴス諸島という所は、１２３個の島がありますが、
他の所と接触が少なく（大陸と陸続きでないので）、
その島に住む動物や植物が独自の進化を遂げていたそうです。

ガラパゴスというのは、
スペイン語で馬の鞍（くら）である、ガラパゴ（galápago）からつけたそうです。
そこだけに住むゾウガメの甲羅が馬の鞍（くら）に似ている事から、島の名前をそうつけたそうな・・・。

ガラパゴス諸島の生態系の独自な進歩と日本の携帯電話の独自の進歩と重ねさせ、
「ガラパゴス諸島みたいな独自の進化をした携帯電話」
　↓
「ガラパゴス携帯電話」
　↓
「ガラケー」
となっているようです。

「ケー」は携帯電話の略ぽいです。


知らなければさっぱりな命名ですね。

・フィーチャーフォンとは

上の「ガラケー」と同じらしいです。

ガラパゴス諸島みたいな進化というのが、なぜか日本を悪く言っていると
とる人もいるようだったので、
（お店の広告が「ガラケー」から「フィーチャーフォン」に変わったとのこの辺が影響？）

「日本の特色のある携帯電話」
　↓
「特色のある携帯電話」
　↓英語化
「フィーチャーフォン」としたようです。

フィーチャー：feature。
特色とか、特徴の意味のフィーチャーと
電話の「フォン」で。

・感想

スマートフォンが世界標準というなら、
ワールドスタンダードフォンとか、そのまま意味が理解できる名前にでもしておいて、
日本独自のものは今までの「携帯電話」で良かったような気がしますが。

スマートフォンだって、もっとスマートな携帯電話が出たら、
よくわからない事になりますし、命名って誰かがしているんでしょうけど、
付けるのは難しいはずなのに、結構適当ですね。

とにかく「ガラケー」「フィーチャーフォン」というのは、知らなければさっぱりな意味不明な命名ですね。

携帯を表す「ケー」と電話を表す「フォン」の統一もしていないようですね。
統一すれば、
「ガラケー」「フィーチャーケー」。
「ガラフォン」「フィーチャーフォン」。
語呂が悪いのかな？

そもそも「携帯（ケータイ？）」というだけで、「携帯電話」と通じるのは好きではないのですが、現代だけなんでしょうね。
「携帯」するものなら「カイロ」とか「ハンカチ」とかでもあるわけですし、現代人がもっとも携帯するものが
「携帯電話」でなくなった時、別のものが「携帯」と呼ばれるんでしょうか。


記載：2014年02月頃

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