エアコン・扇風機から発火？　原因は？

☆エアコン・扇風機から発火？　原因は？

2016年6月、エアコンから発火するとのニュースが流れてきました。
扇風機は、経年劣化から発火するというのはよく聞いていたのですが、
エアコンはびっくりしました。

エアコンの買い替えを勧める為にこの時期なのかな？ とか思いましたが、
エアコンを使い出すのがこの時期多いためでしょう。

・多い原因はなんなのか？（エアコン編）

・不適切な改造
電源コードを切断して、他のコードと接続して
長くする改造や修理が発火した事故の原因で目立ったそうです。

具体的には、エアコンの電源コードと別のコードとを「ねじり接続」した事で、
接続部分が、接触不良によって異常に発熱し、そのエアコン周辺を燃やしたというのが
多いそうです。

でも、これって個人でしている人は知りませんが、
電気屋さんに頼んだ場合でも起こっているのでしょうか？

テーブルタップなどでの延長接続は、もってのほかでしょうけど。

・エアコンの掃除が問題の例
エアコンの洗浄屋さんが、洗浄の時、養生にハンドタオルとかの液体が染み込みやすいものを使用。
エアコン洗浄液が、エアコンの内の電気部品に付いて、
家の人がいない時に、トラッキング現象が発生して発火した例もあるそうです。

トラッキング現象というのは、
溜まったほこりが、湿気を帯びて、火花放電が起こって、
絶縁状態が悪くなって、電気が流れて発熱し、発火する事らしいです。

洗浄液がついたタオルが、湿気ほこりの代わりになったというのかな？


エアコン洗浄の時には、電気部品やファンモーターに洗浄液がかからないよう注意する必要があるそうです。


ウチでも市販のエアコン洗浄スプレーは、使ったりするんですが、
先に、コンセントを外すのは必須です。
洗浄後に送風運転で、内部を乾かし、カビを減らす必要もあります。

エアコンの洗浄屋さんでも失敗する事故もあったのなら、
自分でする市販のエアコン洗浄スプレーは、大丈夫なのか・・・？

・多い原因はなんなのか？（扇風機編）

古い扇風機が燃えて発火は、昔から聞いていましたが、
こういう事例があったそうです。

40年前に作られた扇風機を使っていたところ、異常発熱し発火して事故になった事とがあるそうです。
2016年からいうと、40年前は、1976年。

そこまで古いのはないですが、30年前くらいのは現役のような・・・。

最近、買ったサーキュレータには、
設計上の使用期間というのが書いてありました。

6年でした・・・。

短い。


一応、私は、扇風機が動いている状態から、少し離れる場合、OFFにしています。

・エアコン・扇風機の発火が多い時期

2016年（？）、製品評価技術基盤機構という所が、調べた事によると、
エアコンや扇風機での事故が2010年から2014年までの5年間で612件発生。
エアコンの事故は、323件。
扇風機の事故は、289件。
死亡例は、6件。重傷は、5件。

2014年では、70件の事故。
９割程（61件）が、火災となっているそうです。

・エアコン・扇風機の発火が多い時期

エアコン・扇風機を使う時期、
7月と8月に集中しているとのことです。

・感想など

設計上の使用期間を超えたら買い替えるというのが一番なんですが、
お金に余裕があれば良いんでしょうけど、
でも、最低でも、
扇風機使用中は離れないとか、
目に付くところに、消火器を常に置いておくとか、
注意しておく必要があるかと思います。





記載：2016年07月頃

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