お彼岸とは？　いつでどんなもの？

☆お彼岸とは？　いつでどんなもの？

ウチの近くにはお寺があるので、お彼岸になると、
鐘が鳴らされて、１週間くらい毎日続くので、
お彼岸なんだなと思いだします。
とは言え、お彼岸というのはどういうものか、あんまりわかっていなかったので
覚書です。

・お彼岸はいつ？

春分の日・秋分の日を真ん中の日として、前後の３日。合計7日。

春分の日・秋分の日というのは、毎年決まった日ではなく、
春分の日は、だいたい3月20日とか3月21日とか。
秋分の日は、だいたい9月21日とか9月22日とか9月23日。

これは、国立天文台が作成する資料に基づいて閣議で決定される。
2年後以降の秋分の日は確定していないが、計算では出しているそうです。

例えば、23日が秋分の日なら
お彼岸は、20・21・22・そして23・24・25・26日になる。

春分の日・秋分の日は、昼と夜の長さが同じの日とされている。

・「彼岸」の意味

仏教の用語。

彼岸（ひがん）は、「あの世」の事。
仏教では、「あの世」は、西の方角（西方浄土）にあるらしい。

ちなみに、彼岸の対義語は、此岸（しがん）。
此岸は、「この世」の事。
仏教では、「この世」は、東の方角にあるらしい。

・なぜ、春分の日・秋分の日なのか？

春分の日・秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むそうですが、
なぜか、それが、この世とあの世の結びつきが強い日とされているようです。

じゃあ、いつもは、この世とあの世のどっちかに片寄っている事になってしまわないのかな？

国民の祝日に関する法律・第二条 に、
秋分の日は、
「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ」とあります。
でも、
春分の日は、
「自然をたたえ、生物をいつくしむ」とあります。

秋分の日は良いとして、春分の日はちょっと法律とお彼岸の趣旨と違うかなとか思います。

・お彼岸には何をするのか？

先祖の供養をする。
豊作の願いや感謝を、先祖の供養と関係させたそうです。

でも、仏教でお彼岸に、先祖の供養するのは日本だけだそうです。
他の国の仏教は、あんまり先祖とかは関係ないそうです。

・お墓に行けない場合

高台から西に沈む夕日（彼岸）に手を合わせるという事も良いそうです。

・彼岸花との関係

お墓に彼岸花を置くところもあるそうですが、
彼岸花は別名、死人花・地獄花・幽霊花とぶっそうな名前を持っている。
赤い。

球根に毒があるので、昔の土葬とかで、モグラとかが寄って来ないとの事。
また、昔は、墓地は、崖の所にあったりして、モグラとかが来て穴を掘ったら、
土砂崩れになったりしたので、彼岸花を植えたらしいです。

彼岸の時に咲くから。
球根の毒があり、食べたら彼岸（あの世）に行くから。

記載：2015年09月頃

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