大きな火山噴火の後は、地球全体の気温が下がるらしい
☆大きな火山噴火の後は、地球全体の気温が下がるらしい
温暖化が叫ばれていますが、ある事が起こると、地球全体の温度が下がる事になるらしいです。
それが、大きな火山の大噴火です。
いつ大きな火山の大噴火が起こるかは、わかりませんが、
いつ起こってもおかしくはありません。
そこで覚書しておきます。
① 大きな火山が噴火
② 大量の火山灰が出る
③ その火山灰が、成層圏まで達する
成層圏というのは、地球の大気の対流圏と中間圏の間に位置する層です。
地球の中心からの距離は、6,388~6,421kmくらい。
地表からの距離は、17~50kmくらい。(高度は極地で約8km)
1万メートル(10km)くらいと覚えていても良いかと思います。
成層圏の気温は、-15℃~0℃の所です。
強い風が吹いている。
参考:地球の中心から一番深い地表と一番高い地表
④ 火山灰が、太陽光を外側に反射する
火山灰の中の硫黄化合物が、硫酸ガスになり、
もしくは放出されたエアロゾルが太陽光を遮る。
⑤ 地上に太陽光が届くのが減る
⑥ 地球の気温が下がる。
こういうのを「日傘効果」という。
その火山灰が、成層圏から落ちずに、強い風に流され地球を回る。
ただ、「日傘効果」は、火山爆発の影響だけではなく、
排ガスなどのエアロゾルでできた雲でも発生する。
とても大きな噴火では、5年以上。
普通の大きな噴火では、2~3年くらい。
0.6℃ほどと言われている。(0.5~0.8℃)
温暖化による気温の上昇は、
東京でも100年で2~3℃くらい。
気温は年々暑くなっているのか?
地球全体では、100年で0.7℃程上昇。
それが、大きな火山の噴火では、その時に1山で、0.6℃程下がってしまう。
・1783年 日本の浅間山の噴火
1783年 アイスランドのラカギガル火山の噴火(ラキ火山)
1783年 アイスランドのグリムスヴォトン火山の噴火
江戸時代中期、1782年から1788年にかけて発生した天明の大飢饉。
冷夏によって、農作物の被害で飢饉に。
ただ、1782年から始まっているので、火山だけが原因とは言えないかも知れない。
ヨーロッパでも飢饉。
・1815年 インドネシアのタンボラ山火山の噴火
1816年に、欧米(ヨーロッパ北部・アメリカ北東部・カナダとか)で、
冷夏、夏に雪が降る。
・1883年 インドネシアのクラカタウ山の噴火
北半球全体の平均気温が0.5~0.8℃低下したと言われる。
・1991年 フィルピンのピナツボ火山の噴火
地球全体の平均気温が0.6℃低下したと言われる。
日本への影響は、2年後に現れました。
1993年、冷夏となり、農作物の被害が深刻になりました。
米不足になり、タイ米を多く輸入する事に。
オソロシイ事です。
富士山が爆発したら、こういう事が起こるかも知れません。
1つの山でこうなら、複数の山が大噴火して、
成層圏まで火山灰が達したら、ひどい事になりそうです。
飢饉による食糧不足で奪い合いの戦争になったりするかも知れません。
人間の文明は、こうして滅びる事になるかも知れません。
地球は、もし人間がいくら仲良くしようとしていたとしても、
容赦なく攻撃を仕掛けて来るんでしょう。
記載:2015年09月頃
温暖化が叫ばれていますが、ある事が起こると、地球全体の温度が下がる事になるらしいです。
それが、大きな火山の大噴火です。
いつ大きな火山の大噴火が起こるかは、わかりませんが、
いつ起こってもおかしくはありません。
そこで覚書しておきます。
・なぜ気温が下がるのか?
① 大きな火山が噴火
② 大量の火山灰が出る
③ その火山灰が、成層圏まで達する
成層圏というのは、地球の大気の対流圏と中間圏の間に位置する層です。
地球の中心からの距離は、6,388~6,421kmくらい。
地表からの距離は、17~50kmくらい。(高度は極地で約8km)
1万メートル(10km)くらいと覚えていても良いかと思います。
成層圏の気温は、-15℃~0℃の所です。
強い風が吹いている。
参考:地球の中心から一番深い地表と一番高い地表
④ 火山灰が、太陽光を外側に反射する
火山灰の中の硫黄化合物が、硫酸ガスになり、
もしくは放出されたエアロゾルが太陽光を遮る。
⑤ 地上に太陽光が届くのが減る
⑥ 地球の気温が下がる。
こういうのを「日傘効果」という。
その火山灰が、成層圏から落ちずに、強い風に流され地球を回る。
ただ、「日傘効果」は、火山爆発の影響だけではなく、
排ガスなどのエアロゾルでできた雲でも発生する。
・その影響が続く期間
とても大きな噴火では、5年以上。
普通の大きな噴火では、2~3年くらい。
・その影響で下がる気温
0.6℃ほどと言われている。(0.5~0.8℃)
温暖化による気温の上昇は、
東京でも100年で2~3℃くらい。
気温は年々暑くなっているのか?
地球全体では、100年で0.7℃程上昇。
それが、大きな火山の噴火では、その時に1山で、0.6℃程下がってしまう。
・影響をもたらしたと言われる火山噴火
・1783年 日本の浅間山の噴火
1783年 アイスランドのラカギガル火山の噴火(ラキ火山)
1783年 アイスランドのグリムスヴォトン火山の噴火
江戸時代中期、1782年から1788年にかけて発生した天明の大飢饉。
冷夏によって、農作物の被害で飢饉に。
ただ、1782年から始まっているので、火山だけが原因とは言えないかも知れない。
ヨーロッパでも飢饉。
・1815年 インドネシアのタンボラ山火山の噴火
1816年に、欧米(ヨーロッパ北部・アメリカ北東部・カナダとか)で、
冷夏、夏に雪が降る。
・1883年 インドネシアのクラカタウ山の噴火
北半球全体の平均気温が0.5~0.8℃低下したと言われる。
・1991年 フィルピンのピナツボ火山の噴火
地球全体の平均気温が0.6℃低下したと言われる。
日本への影響は、2年後に現れました。
1993年、冷夏となり、農作物の被害が深刻になりました。
米不足になり、タイ米を多く輸入する事に。
・感想など
オソロシイ事です。
富士山が爆発したら、こういう事が起こるかも知れません。
1つの山でこうなら、複数の山が大噴火して、
成層圏まで火山灰が達したら、ひどい事になりそうです。
飢饉による食糧不足で奪い合いの戦争になったりするかも知れません。
人間の文明は、こうして滅びる事になるかも知れません。
地球は、もし人間がいくら仲良くしようとしていたとしても、
容赦なく攻撃を仕掛けて来るんでしょう。
記載:2015年09月頃
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