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台風とハリケーンとサイクロンの違い

☆台風とハリケーンとサイクロンの違い

ある人に、台風とハリケーンとサイクロンの違いを聞いてみました。
すると、同じ物、国によって呼び方が違う、出来る所が違うという答えが返って来ました。

作られた原理的には一緒なのかも知れませんが、
これは少し違うかと思います。

例えば、本来、日本に来る事がないと思われるハリケーンが、異常気象で
日本に来た場合、台風と呼び方が変わるのか? そうではなくハリケーンとそのまま
言うのかで、ややり同じ物とは言えるか、言えないかが変わると思うからです。

そこで簡単に調べた覚書です。





・台風


 日本では、言わずと知れた台風
 赤道からちょっとだけ離れた所で発生。赤道より北。
 太平洋や南シナ海とか。
 定義は、「秒速17.2メートル以上の熱帯低気圧」。

・ハリケーン


 北大西洋とか、北東太平洋とかで発生。
 定義は、「東経180度以東の太平洋と大西洋にある熱帯低気圧の中で、
 最大の風速が秒速33メートル以上のもの」。
 アメリカとか。

・サイクロン


 インド洋や南太平洋、オーストラリアの近海で発生。
 定義は、「秒速17.2メートル以上の熱帯低気圧」。
 オーストラリアとか、インドネシアとか、インドとかバヌアツに来る。

・その違い


 基本的には、地域によって呼び方が違うというので良いかと思いますが、
 以下も見て下さい。

 どうやら、サイクロンの場合は、同じ定義「秒速17.2メートル以上の熱帯低気圧」なので、
 もし台風が、こういうのをサイクロンと呼ぶ地域に進めば「サイクロン」と呼び名が変わる。
 もしサイクロンが、こういうのを台風と呼ぶ地域に進めば「台風」と呼び名が変わる。

 そして、ハリケーンの場合も、
 もし台風が、こういうのをハリケーンと呼ぶ地域に進めば「ハリケーン」と呼び名が変わる。
 もしハリケーンが、こういうのを台風と呼ぶ地域に進めば「台風」と呼び名が変わる。
 ただ、ハリケーンの場合、風速の違いがあるので、すべてがそうなるわけではない。

 台風は、「秒速17.2メートル以上」。
 ハリケーンは、「秒速33メートル以上」。

 もし台風が出来て、異常気象で変な動きをしてハリケーンと呼ばれるエリアに行っても
 「秒速33メートル以上」でないと、ハリケーンとは呼ばれない。

 秒速32メートルなら「台風」→「ハリケーン」とは呼ばれない事になる。
 ハリケーンとも台風とも呼べない熱帯低気圧となる。


 基本的には、名称の違う「強い風を伴う熱帯低気圧」。
 現地でどう呼ばれるか、もしくは
 あるエリア(東経180度 北緯南緯は?)を超えると、名称が相互変換される。
 だが、「台風」→「ハリケーン」の場合はそのまま変換とは限らない。

 定義が違うので「呼び方が違うだけ」というのは、微妙に違う。





記載:2015年04月頃

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