副作用のない（とても少ない）抗がん剤が開発されているらしい

☆副作用のない（とても少ない）抗がん剤が開発されているらしい

2016年、テレビで放送していたんですが、
副作用のない（とても少ない）抗がん剤が開発されだしているらしいです。
１０年とか２０年後に実用かと思いましたが、１年とか２年後とかの話らしく
覚書です。

・従来の抗がん剤のデメリット

細胞の分裂を抑制するもので、
目的のがん細胞は叩くものの、正常な細胞まで壊してしまう事で、
副作用が大きい。

場合によっては、正常な細胞を壊し過ぎてしまう事で、
他の病気や障害も誘発して、寿命を縮める可能性もあった。

そんな事から、がんへの抗がん剤の使用には、デメリットを考慮して
慎重に決定する必要がある。

・副作用のない（とても少ない）抗がん剤

上のデメリットを考慮して、最近、開発されているの方法が、
従来の抗がん剤を、とても小さなカプセルで包む事だそうです。

そのカプセルのサイズは、1mmの25万分の1らしく、
「ナノマシン」と呼ばれるそうです。
その大きさは、抗がん剤より大きくなります。

・なぜ副作用が少なくなるのか？

正常な通常の血管の管には、通常、元から側面に小さな穴が開いています。

がん細胞は、栄養がたくさんいるので、
正常な血管に悪さをして、自分に栄養を送る血管にします。

治療するには、そのがん細胞に続く血管に抗がん剤を通したいわけですが、
正常な血管の管の小さな穴にも、抗がん剤が落ちてしまって、
正常な細胞の分裂を抑制してしまい副作用が出るそうです。

がん細胞作った血管は、通常の血管の管の側面の穴より、
大きな穴が開いているそうです。

そこで、正常な血管の側面の穴より大きく、
がん細胞が作った血管の側面の穴より小さいものを血管に投与すれば、
がん細胞が作った血管にだけ抗がん剤を通す事が出来ます。

それが、上で書いた「ナノマシン」という事だそうです。

そのナノマシンは、がん細胞に入り、酸性エリアに入ると、
カプセルが割れて、抗がん剤が放出されるそうです。

そういうわけで、、がん細胞にだけ、抗がん剤を届ける事が出来るようです。
その為、他の健康な細胞の分裂を抑制させず、副作用が少なくなるとの事です。

・実用化の時期

2016年1月の時点で、実用化が後１年から２年ぐらいとの話です。
認可されれば、保険も効くそうです。

従来の抗がん剤治療は、入院（３日程）が必要だったのが、
ナノマシンを利用して治療では、通院（３時間程）でも可能らしいです。

抗がん剤の副作用で苦しむ人が減ると良いですね。






記載：2016年01月頃

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