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台風は、なぜ「台風」というのか? 語源

☆台風は、なぜ「台風」というのか? 語源

台風は、なぜ台風というのか?
大風と書いて、たいふうというなら、まだわかるのですが、「台」ってなぜなんだろう。





・「台」の意味と台風の語源


物をのせるためのひらたいもの。土台。
高く作られた建物や構造物。

というような意味になると思うのですが、
どうやら「台風」の「台」は、ただの音訳で付けられたもののようです。

音訳というのは、外国語等を、漢字の音や訓を借りて表す事で、
「台風」の「台」は、外国語が元になっているようです。

どの外国語が元になったのかは不明ですが、

1つの説では、
元の字は、中国語(?)の「颱」という字で、この字を見れば、風へんに「台」があり、
台の意味を考えると、「風を乗せる土台」という感じになるんでしょうか?

また1つの説では、
ギリシャの風の神である、テューポーン(Typhon)から、Ty「台」phon「風」になった
等、他にも色々あるそうです。

テューポーンというのは、あらゆる怪物の王とされ、その巨体は星々と頭が接するほどだったらしいです。
これだけ大きい所から、恐ろしい台風を見た昔の人は、テューポーンと呼んだのかも知れませんね。

色々説があるので、台風の語源は諸説あるというのが、今言われている事のようです。

・台風と初めて書いた人


1908年、気象学者で、後に中央気象台長になった、岡田武松さんという人が、
「気象学講和」という本を自費出版したそうなんですが、
そこに、「日本などを襲う強い低気圧」=「颱風」という事を書いたそうです。

・時代によっての台風の呼び方


時代によって、「台風」の事は、色々な呼び方をされていたそうです。

1000年頃の「枕草子」や「源氏物語」が書かれた時代には、
「台風」の事を、野の草を吹き分ける強い風「野分(のわき)」とか呼んでいたそうです。

江戸時代では、颶風(ぐふう)。

明治の初めは、タイフーン、大風(おおかぜ)と呼んでいたそうです。
で、1908年ごろから、「颱風」。

1956年に、同音の漢字による書きかえで、「颱風」から「台風」になったようです。

もし映画の「バックトゥザフューチャー3」のように、タイムスリップしたら、
「台風」じゃ通じないかも知れませんね。

そういう言葉っていっぱいあるんでしょうね。





記載:2014年03月頃

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