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複数台風 同時に台風が接近する場合の動きなど

☆複数台風 同時に台風が接近する場合の動きなど

2013年10月の台風27号と28号等の例のように、2つの台風がほぼ同時に日本列島を襲う事もあります。

そんな場合、どうなるのかなどの覚書です。





・変わった動きのパターン


2つの台風が、1000キロメートル程に近づいた場合は、
台風が普通ではしないような変わった動きをする事があるそうです。
動きが複雑になり、予想も難しいそうです。

①と②という2つの台風がほぼ同時に来た場合。
わかりやすいように、西を左、東を右で書いておきます。

パターン1:①が②を吸収する(合体 弱い方が強い方に取り込まれる)
パターン2:①の動きが遅くなって、②が先に進む(①が停滞時間が長くなる)
パターン3:①によって、②が振り回される(①の周りを運く)
パターン4:①と②が平行に進む
パターン5:①が②を追いかける
パターン6:①と②が離れる この場合、①は左上に進んで減速 ②は右上に進んで加速など。
お互いの周囲を回りあう事もあるそうです。

これらを「藤原の効果」とかいうそうです。

・藤原の効果


1921年に中央気象台の所長だった藤原さんという人が提唱したそうです。
2つの台風が1000キロメートル程に近づくと、お互いの渦が作用して、普段では見られない複雑な動きをするらしいです。

・過去のダブル大風・複数台風のメモ


過去にもダブル台風や複数台風が日本列島付近を襲っているようです。
藤原の効果になる程、接近していないかも知れませんが、メモしておきます。
5つ同時もあったそうな・・・。

・1960年8月23日、日本周辺に台風14号、15号、16号、17号、18号の5つ台風。
 ローマオリンピック開会式の2日前であったこともあり、「五輪台風」とも呼ばれました。

・2011年の9月、台風15号と16号。死者18人。住宅全壊1500以上。
 この台風15号は、日本来るまでにぐるっと一回転したりしていたので、「迷走台風」とも呼ばれました。
 2つの台風は1000キロには近づいていないようです。

・2016年8月20日頃、台風9号と10号と11号のトリプル台風。
 台風がなかなか発生しなかったこの年。7月になって初めて1号が発生しました。
 それからは、ちょくちょく発生するように。

 そして、台風9号と10号が発生して日本に向かって来ました。
 そこに突然、日本のごく近いところ(日本の東の北緯32度40分、東経147度20分)で突然台風11号が発生。
 台風10号は、高気圧が台風10号の北になる形となったのですが、
 高気圧の時計回りの回転と台風の反時計回りが組み合わさって、なんと南西へ進み停滞。
 台風11号は、先に北に上り北海道を過ぎ去り、
 その後、10号が更に関東方面から北海道を襲いました。

他にも同時台風は色々来ていると思いますので、また追加します。






記載:2013年10月頃
追記:2016年08月頃

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