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エボラ出血熱とはなんなんだろう?

☆エボラ出血熱とはなんなんだろう?

エボラ出血熱って、
昔から度々聞く伝染病で、名前から出血がともなうというのは分かりますが、
もう少し深く調べてみた時の覚書です。

個人でネットとか本で調べた範囲であり、解釈も個人ですから正しいとは限りません。





・特徴


特にアフリカで流行している。
急性熱性疾患の感染症。
感染症の中では、「ウイルス感染症」という。
(いつの間にか「ビールス」とは呼ばなくなり「ウイルス」になりましたね)

エボラウイルスと呼ばれるウイルスに感染すると発症する。
人から人へうつってしまう。
感染力が非常に強い。
(ただし、広がる前に患者が死亡したりする事も多いので、うつりにくい?)
1976年6月、アフリカ中部のエボラ川付近で初めて確認。
なのでエボラ川が名前の由来。
最強のウイルス?

映画「アウトブレイク」に出てくるウイルスの形状のモデル。


日本に入って来ても、それを判断するバイオセーフティレベル4の施設が
2か所しかない、しかも動かした試しがないらしいので、
日本で確定診断(エボラと診断)できるかは不明。

バイオテロとして使われる(感染者がわざと国に入る)可能性あり。

また、アフリカの人などには、陰謀論を唱える人もいる。

・症状


以下の一部か、全部の症状が現れるらしいです。

内出血
外出血

突然の発熱
極度の疲労
筋肉痛
頭痛
喉の痛み
嘔吐
下痢
悪寒
食欲不振
目の充血
腹痛
しゃっくり

内出血や外出血以外は、普通の風邪でも症状が出ますから、
これだけだと分かりにくいかも知れませんね。

インフルエンザと似た症状でもあるらしいです。


最終的には、
血を止める為の血小板を破壊、内臓や皮膚の細胞も破壊。
全身の毛細血管から血液が漏れ出す。

①細胞壁の結合が失わる
②毛細血管から血液が漏れ出す
③血圧が下がる
④ショック死する

らしいです。
恐ろしいです。


・感染経路


・元々は、動物(オオコウモリ)からうつる感染症?
 食用コウモリや食用サル(?)、ゴリラから感染?
 動物の死体に近づく事など。
 正確には分かっていないらしい。

人に感染後
・感染患者との握手などの身体的接触
 (ウガンダ大統領の演説(2012年7月30日):汗で伝染する
  病原体を研究する企業メタバイオータ:汗で伝染するというのは根拠のない作り話
  どっちなんでしょうね?)

・感染患者の血液や体液、汗、汚物に直接触れる事で、傷口、粘膜から感染

・感染患者への注射器の使いまわし

・患者の死後、3週間はウィルスは生き残るらしい。
 触って、何か食べると感染の危険。

・空気感染はしない(らしい)のがまだ救い。

ですが、感染予防に必要な防護服などを着用しても、2次感染したそうです。
防護服を脱ぐ際に付着したした体液に触れた可能性。(2014年10月)


・潜伏期間


2~21日程。
通常は、7日程。

感染者はこの期間、症状がない。
この期間にウロウロしてると広がる?

その後、発症。


感染者が飛行機に乗れば、世界中に広がってしまう。

例えば、故意に感染者が潜伏中、発症前に入ってくれば、
空港でも判断できない。
それでウロウロされたら、複数の人に感染。
アウトブレイク。= バイオテロ。


・致死率


50~89%。
25~90%。
など、どちらが正しいか分かりませんが、
いずれにせよ高い確率です。

2014年10月 WHOの発表では、50%から70%に上昇との事。

・治療法


治療法はない。
ワクチンもない。(動物実験の段階では、効果がありそうなワクチンがあるそう)。
対症療法のみ。


費用などもかかるので、ワクチンを作るのにも積極的ではない。
2014年、エボラの範囲の広がりで、やっとワクチン作りを急ぎだした。

実験用の「ZMapp」という抗体治療剤や、富山化学工業のインフルエンザ治療薬『ファビピラビル』
がどうやら症状の改善になんらかの効果があったことから承認される可能性があるそう。


・これまでの起こった場所や規模


アフリカ以外での発生は、今の所少ない

・1976年6月 スーダン(ヌザラ・マリディ)
 感染者数284人、死亡者数151人、致死率 53%。

・1976年 ザイール(ヤンブク)
 感染者数318人、死亡者数280人、致死率 88%。

・1977年 ザイール(タンダラ)
 感染者数1人、死亡者数1人、致死率 100%。

・1979年 スーダン(ヤンピオ)
 感染者数34人、死亡者数22人、致死率 65%。

・1994年 コートジボアール
 感染者数1人、死亡者数0人、致死率 0%。

・1994年 ガボン(マココウ)
 感染者数49人、死亡者数29人、致死率 59%。

・1995年 ザイール(キクウイット)
 感染者数315人、死亡者数256人、致死率 81%。

・1996年 ガボン(オゴウエ)
 感染者数31人、死亡者数21人、致死率 68%。

・1996年 南アフリカ(ヨハネスバーグ)
 感染者数2人、死亡者数1人、致死率 50%。

・1996年から1997年 ガボン(リーブルビル)
 感染者数60人、死亡者数45人、致死率 75%。

・2000年10月 ウガンダ(グル)
 感染者数425人、死亡者数225人、致死率 53%。

・2001年から2002年 ガボンとコンゴ(メカンボ)
 感染者数97人、死亡者数73人、致死率 75%。

・2002年から2006年 コンゴ
 ゴリラ、感染数 6000頭中、死亡5500頭。

・2005年 中?(?)
 発生したかも知れないとの噂。
 情報封鎖で不明?

・2007年から2008年 フィリピン(マニラ)
 ブタに感染。
 家畜への感染が確認されたのは世界初。

・2007年 ウガンダ
 感染者数148人、死亡者数37人(42人?)。

・2011年5月 ウガンダ
 感染者数30人、死亡者数1人。?

・2012年7月 ウガンダ(キバレ)
 //初期の情報 感染者数20人、死亡者数14人。
 感染者数53人、死亡者数16人。隔離312人。病院から脱走1人!(2012年8月4日時点 情報)
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2012年7月、ウガンダでエボラ出血熱が発生したようです。
30日、首都カンパラにて死者が出たと発表されました。

個人的には、テレビでロンドンオリンピックのニュースばっかり放送している
場合ではないのではないかなあと思ってしまいます。

今度は、首都で何人も発生ですから・・・。

ロンドンではないですが、現在(2012年7月)、
世界はオリンピック開催中で人の出入りも盛んでしょうし、こわいです。
もし広がったらパンデミックです。

(心配しすぎ?)

新聞にも載ってないし(見つけられなかっただけかも知れませんが)、
日本でも注意喚起した方がいいんじゃないかと思いますが(渡航に注意ぐらいは)、
ニュースはオリンピックばっかりです。
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・2012年8月 コンゴ(イシロ)(ウガンダの隣国)
 ウガンダで、感染の拡大は食い止められたと発表後? 広がっている?
 18日発表、感染者数11人、死亡者数9人。

・2013年12月
 ギニア。
 2014年の流行の始まり。
 最初の感染者は2歳の男児らしい。

・2014年7月 8月 時点
 史上最悪の状態に。都市部で発生してしまいました。
 史上初めての首都での流行。

 西アフリカ(ギニア・シエラレオネ・リベリア)等で発生。
 他にはナイジェリアなど。

 2014年8月8日、WHO「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態宣言」

 2014年8月13日時点で、2127人が感染し、1145人が死亡。

・2014年8月17日 時点
 アフリカ・リベリアの首都モンロビア、
 感染者の隔離施設を、恐怖のあまり(?)
 武装した男らが「エボラは存在しない」と叫びながら襲撃
 少なくとも患者20人が逃走。

 感染の更なる拡大の恐れ。

・2014年9月23日 時点
 死者 3091人。

・2014年10月14日 時点
 死者 4447人。4日間で423人増加。
 感染者数8914人。
 感染者 2か月で、毎週1万人増の可能性。

・感想


2012年7月。
感染し死亡した方は、公共交通機関を利用していた可能性があるようで、
上にも書いたように、例えば、ウガンダの首都の公共交通機関で
感染した人が、潜伏期間中にロンドンオリンピックを見に行って、
7日後発症、海外からオリンピックを見に来ていた周りの人にうつし、
その人達も帰国後に発症。
こうなれば世界中に広がったりしてしまうんではないのかなと
心配です。

致死率が高いところが特に怖いです。

以前(遠い昔)、「ノストラダムスの大予言」の予言の解釈本の
1999年以降の予言の解釈だったと思いますが、
感染ウイルスが原因(だったと思う)で
道端にたくさん人が倒れている挿絵を見てから、
ちょっと感染ウイルスにはトラウマ気味で、反応過多です。

ウイルスと聞くと、映画「復活の日」を思い出します。
ウイルスが原因で地球人が殆ど絶滅という内容だったと思います。


(心配しすぎ?)








記載:2012年07月頃
追記:2012年08月頃
追記:2014年08月頃
追記:2014年10月頃

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