携帯電話などの電池は満充電（充電100％）で放置すると、寿命が縮むらしい

☆携帯電話などの電池は満充電（充電100％）で放置すると、寿命が縮むらしい

いまだ、普通の携帯電話（？）フューチャーホン（ガラケー）なんですが、
以前、テレビで充電しながら話すと、電池の消耗が激しいという話を聞いていて、
充電中はなるべく通話しないようにしているんですが、
理由は聞いていなかったので、なぜかと調べていた時、携帯電話やデジカメなどの、
電池は満充電（充電１００％）で放置すると、寿命が縮むらしいという事で、調べた覚書です。


前提として、
操作中もですが、
電話中は、更に、携帯電話ががんばって動くので、熱が多く出ます。
もちろん電池パックも消費電力が上がるので熱くなります。


携帯電話やデジカメの電池は、リチウムイオン電池というもので、

リチウムイオン電池は、
密度が高く、高速充電が可能で、充放電の繰り返しに強いそうです。
欠点は、発熱が多く、熱に弱い、満充電（充電100％）状態で保存すると電池の劣化が早い事らしいです。

過充電（満タンを過ぎても、充電をして、し過ぎてしまう）や
過放電（電気がない状態でも、放電をしようとしてしまう）では、
電極が不安定になりすごく発熱して、
破裂したり発火したりする危険性もあるので、
リチウムイオン電池単体ではなく、そういう過充電や過放電を制御する回路が付いた
バッテリーとして売っているそうです。

電話中？、爆発した携帯電話かスマートフォンがあったらしいですが、
確かバッテリーが、メーカー純正品ではなく、
バッテリーの過充電や過放電を制御する回路の技術が低かったんだと思います。
（充電器だったかも。）

安いメーカー純正品でないバッテリーは、すぐ駄目になる事が多いですが、
（デジカメとかでは、バッテリー付けていてOFF状態の時でも、電池の残量がなくなっている事があります。）
この回路の技術が低いんだと思います。


・過充電は、
　バッテリーにも制御回路が付いているし、
　充電器で、満タンになったら止めてくれるので、あまり気にしなくて良いと思われますが、
　安い製品の充電器の中には、満タンになっても止まらない物もあり、
　２時間でコンセントを抜いてと書いてあるものもありました。（例：安いひげそり機）

・過放電は、
　（充電0％）状態で長く保存しない事になるかと思いますが、
　バッテリーにも制御回路が付いているでしょうが、
　徐々に放電して電気がなくなってしまったら、どうしようもないので、
　ちょこちょこ充電しないと駄目そうです。

・満充電は、
　（充電100％）状態で長く保存しない事になりますが、
　コンセントに充電器を指して、そのまま寝たら、起きたら充電が終了（満充電）という使い方をしている
　のなら満充電になってしまいます。
　充電器が９５％くらいで、充電を止めてくれるような作りなら良いんでしょうど、
　電池を売りたいメーカーがそんな事をしているのかはわかりません。

そういえば、何かの製品を新品で買ったとき、充電電池が入っている場合、
電池が満タンじゃなく、ケチだな。　と思っていたんですが、
電池の特性から、満充電にしていないんだと思います。


私は、旅行用とかの為にも、デジカメの電池パックを３個持っていて
１個使用中に、他の２個を満充電で保存し、
１個がなくなりかけたら、別の１個を使用して、なくなりかけた電池を満充電しています。
しかし、これでは、他の２個を満充電で長期間置いておく事になり、電池の劣化を早めてしまっていたようです。

これを防ぐには、満充電・過放電・過放電をしなければ良いのですが、
・もし、満タンに１時間かかるなら、５０分くらい充電して、満タンになる前に充電をやめる。
・使い切る前に充電する。
くらいしか思いつきません。


ちなみにこれを調べ出した原因の
充電中の通話ですが、
放電（通話により電池を使う）と充電が繰り返し行われる事によって、
電池の熱が増え、熱に弱いリチウムイオン電池が劣化するからのようです。


記載：2014年06月頃

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